SSL Insecure Content Fixer:安全でないコンテンツを自動で修正できる

2019年4月15日

安全でない(SSL セキュアで無い)コンテンツを自動で修正できる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「SSL Insecure Content Fixer」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。

SSL Insecure Content Fixer

SSL Insecure Content Fixer - WordPress.org

SSL Insecure Content Fixer は、安全でない(SSL セキュアで無い)コンテンツを自動で修正できます。

マルチサイトにも対応しており、
ネットワーク管理者は全サイトのデフォルトの修正レベルの設定を行うことができます。

修正後、このプラグインをアンイストールしても修正内容が元に戻ることもありません。
日本語化対応もされています。

記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 2.7.2
マルチサイトでの利用:可

Gutenberg エディターでの動作

Gutenberg エディターに追加される機能は無いので、気にする必要は無いです。

インストール手順

下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
SSL Insecure Content Fixer – WordPress.org

もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。

ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「SSL Insecure Content Fixer」と入力します。

WordPressプラグイン「SSL Insecure Content Fixer」のスクリーンショット

検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。

プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。

https://www.hiskip.com/wp/plugin/2042.html

日本語化

SSL Insecure Content Fixer は、日本語化対応がされているので、有効化するだけで日本語化されます。
日本語化されない場合には、日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。

WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。

※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。

日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。

https://www.hiskip.com/wp/plugin/ja/2398.html

専用メニュー

WordPressプラグイン「SSL Insecure Content Fixer」のスクリーンショット

ダッシュボードの「設定」メニューの中に追加されています。

使い方

基本的には、デフォルトの修正レベルでコンテンツの修正が自動的に行われています。
WordPress が HTTPS を検出できているかを確認しておきましょう。
HTTPS を検出できているのに修正されていない箇所がある場合には、
修正レベルを変更して再度実行しましょう。

WordPressプラグイン「SSL Insecure Content Fixer」のスクリーンショット

WordPressプラグイン「SSL Insecure Content Fixer」のスクリーンショット

WordPressプラグイン「SSL Insecure Content Fixer」のスクリーンショット

・特定のプラグインやテーマの修正
修正が必要な場合にのみ選択します。

・Ignore external sites
外部 URL を http のままにしておく必要があるならチェックを付けます。

・HTTPS の検出方法
WordPress が HTTP を検出できていない場合にのみ検出方法を選択します。

SSLテスト

WordPressプラグイン「SSL Insecure Content Fixer」のスクリーンショット

WordPress が HTTPS を検出できているかを確認するのは簡単です。
SSL テストメニューを選択します。

WordPressプラグイン「SSL Insecure Content Fixer」のスクリーンショット

上のような表示がされれば、WordPress が HTTPS を正しく検出できています。

マルチサイトの場合

WordPressプラグイン「SSL Insecure Content Fixer」のスクリーンショット

マルチサイトでプラグインをインストールすると、
上のような表示がされるので、サイトネットワークで有効化します。

WordPressプラグイン「SSL Insecure Content Fixer」のスクリーンショット

ネットワーク管理者用の設定メニューからデフォルト設定を行うことができます。
使用方法については、シングルサイトと同様なので省略します。

URL

SSL Insecure Content Fixer – WordPress.org

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Posted by 管理人