One Click SSL：１クリックで自動的にSSL化に必要な設定と変更ができる
以前 SSL 化プラグインとして Really Simple SSL を紹介しましたが、
画像などのリソースは、手動で変更する必要があります。
リソースも対応してくれる WordPress 用プラグインがありました。
それは「One Click SSL」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
One Click SSL
One Click SSL は、1 クリックで自動的に SSL 化に必要な設定と変更をしてくれます。
また、サーバーが SSL をサポートしているかもチェックしてくれます。
SSL 以外の全ての URL を「https：//」にリダイレクトし、
全てのリソース（画像、JavaScript、CSS など）も「https：//」に変換します。
また、SSL が有効になっていない場合には、非 SSL にリダイレクトします。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン：v 1.4.1
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
One Click SSL – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「One Click SSL」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
One Click SSL を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト（テーマ・プラグイン）用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「設定」メニューの下に追加されています。
使い方
有効化するとウィザード形式の画面が表示されるので、
まずは、サーバーが SSL をサポートしているかをチェックしましょう。
「Check SSL Support」ボタンをクリックします。
チェックの結果、サーバーが SSL をサポートしていないと、
上の画像のようなメッセージが表示されます。
SSL をサポートしていると「Enable SSL」ボタンが有効になるので、
あとはクリックするだけです。
ボタンをクリックし SSL が有効になると、
プロトコルが http：// から https：// に変更されるので、サイトに再ログインします。
既に SSL を使用していて、
正常に動作していると上の画像のようなメッセージが表示されます。
設定
- Enable SSL?
SSL を有効にして全ての URL をリダイレクトするかどうか。 - Redirect to Non-SSL
全てのページを非 SSL にリダイレクトするかどうか。 - Admin Menu
このプラグインのメニューを「ツール」メニュー内に移動するかどうか。
- URL to Scan
安全でないリソースをスキャンできます。