SSL Quality Checker:SSL証明書を分析し品質をチェックできる
SSL を導入するのは、セキュリティを向上したいからだと思います。
でも、サーバーの構成が悪いと折角導入しても無駄になってしまいます。
しかし、自力で確認するのは個人だと不可能でしょう。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「SSL Quality Checker」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
SSL Quality Checker
SSL Quality Checker は、Qualys SSL Labs が提供する無料のツールを使用して、
SSL 証明書を分析し、サーバー構成に最善のセキュリティを施されているかをチェックできます。
スキャニングは、スケジュール実行(毎日、毎週または毎月)が可能です。
テスト結果でのグレードランクが設定可能なしきい値を下回っている際には、
指定したメールアドレスに自動送信できます。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 1.0.6
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
SSL Quality Checker – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「SSL Quality Checker」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
SSL Quality Checker を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「設定」メニューの下に追加されています。
使い方
- Email Site Admin
サイト管理者にメールで報告するかどうか。 - Email Address
テスト結果を送信するメールアドレスを入力します。空欄のままだと送信されません。 - Minimum Grading
メール通知する基準となるグレードランクを指定します。 - Scan Schedule
チェック間隔のスケジュール設定をします。 - Send email after each scan
スキャン後にメールを送信するかどうか。