LiteSpeed+SSD+WordPressが使えるレンタルサーバー
Web サーバとして昔から使われているソフトフェアには以下のものがあります。
- Apache
- Nginx
- IIS
そんな中で、レンタルサーバー会社として有名なロリポップが導入を始めたのが「LiteSpeed」。
LiteSpeed Web サーバーは非常に高速で安定したWebサーバーだそうです。
Apache と完全な互換性を持ち、今まで利用してきた Web アプリケーションも利用可。
.htaccess などの Apache 用の設定もそのまま使用可。
当然ながら、WordPress も LiteSpeed 上で動作し、
WordPress の実行速度は Apache よりも約 84 倍、Nginxよりも12倍高速と、
公式サイトでうたわれています。
サーバーの前提条件として、以下の環境でテストしたようです。
100 % 同じ条件ではないけども、それでも高速動作するのは凄いですね。
LiteSpeed + LiteSpeed Cache(独自の WordPress 用キャッシュプラグイン)
Nginx + FastCGI
Apache + W3 Total Cache
LiteSpeed Cache が何ができるか知りたい方は、以下の記事からどーぞ。
LiteSpeed Cache の使い方 – WordPress 活用術
ちなみに LSCache は、以下の機能を備えています。
- サーバーレベルのフルページキャッシュ
- プライベートキャッシュ
- ブラウザキャッシュのサポート
- CSS / JavaScript / HTMLの縮小
- CSS / JavaScript の結合
- 画像の最適化
- 画像の遅延読み込み
- CDN(コンテンツ配信ネットワーク)のサポート
- データベースの最適化
- HTTP / 2 プッシュのサポート
- Edge Side Includes(ESI)のサポート
ちなみに第 4 の Web サーバーと書いてる日本の記事が多々ありますが、
シェア的には、第 5 位です。
ただ、2020 年 4 月の時点で HTTP/3 を使用する Web サイトの 47.6 %で使用されてもいます。
LiteSpeed Web サーバーの記事を書いていて書くのもあれですが。
「サイトを QUIC と HTTP/3 に対応したらサイトの高速化と安全性を高める事ができる」
と言うような記事がネットのそこら中に散見されますが・・・。
10,000 % アフィリエイト目的の記事なので・・・無視しましょう・・・。
特に下線を引いたりして、殊更重要感を強調してる記事は特に。
下記の記事にも書かれていますが、
「結果的に Web サイトの表示速度を高速化すると見込まれています。」
見込まれているだけであって高速化するとは限りません。
外部リソースのファイルが少なく、サーバーのレイテンシーも小さく、高品質なネットワーク環境下であれば、効果が薄くなるとも言えます。実際にGoogleの調査によると、ネットワークのレイテンシーが小さい韓国においては、TCPとQUIC(UDP)の差はあまり見られませんでした。
ただしHTTP/2が出た時もそうでしたが、過度な期待は禁物です。例えば、PHP5.6で運用していたWordPressサイトをPHP7.3に変更したときのように爆発的(200~400%程度)にWebサイトの表示速度を高速化するようなものではありません。ファイルサイズがちょっと大きめの画像を使っているだけで、HTTP/3で稼いだ時間が無駄になることもありえます。Webサイトの表示速度のチューニングにおいては様々なボトルネックが存在し、その”数あるボトルネック”の1つである「通信効率」の部分を改善するのがHTTP/3と言えるでしょう。
とは言え、サーバーを乗り換えようと考え中の方、
これから新規でサーバーを借りようと考えてる方。
HTTP/3 などを使わずとも Apache サーバーよりも高速に動作するのであれば、
WordPress の運用を考えているのであれば、LiteSpeed がオススメと言えるでしょう。
そこで、日本国内で LiteSpeed を使えるレンタルサーバー会社を集めてみました。
下記以外にも数社ありますが、あまり有名でないところは不安なので省いています。
ページの表示速度と検索順位に相関なしのデータも有り
2020 年 5 月の Google のコアアップデートを受けて、
Google の 1,180 万の検索結果を分析した人達がいるそうな。
その中で気がかりな項目が・・・。
ページの読み込み速度は、順位との相関関係がない
1,180万の検索結果を分析した結果、自然検索のランキング要因についてわかったこと
LiteSpeed+SSD+WordPressが使えるレンタルサーバー
※CPU+メモリーの構成が似たようなプランを表記しています。
※月額料金は 12 ヶ月契約の月割単価を使用。
※マルチサイト機能を使用している場合は移転代行不可。
※ロリポップは、ハイスピードとエンタープライズプランのみ LiteSpeed を使用可。
mixhost | ColorfulBox | JETBOY | ロリポップ | |
お試し期間 | 30 日間 | 30 日間 | 14 日間 | 10 日間 |
初期費用 | 無料 | 無料 | 3,500 円 | 3,000 円 |
月額料金 | 980 円 | 1,080 円 | 1,980 円 | 1,000 円 |
プラン | スタンダード | BOX2 | プレミアム | ハイスピード |
プラン数 | 5プランあり | 8プランあり | 6プランあり | ※ |
プラン変更 | 可 | 可 | 不明 | 不明 |
CPU | Xeon 36 コア 72 スレッド | 不明 | 28 コア 56 スレッド | 不明 |
割り当てCPU | 4 コア | 4 コア | 5 コア | 不明 |
割り当てメモリ | 4 GB | 4 GB | 4 GB | 不明 |
SSD | 250 GB | 300 GB | 80 GB | 200 GB |
マルチドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メールアドレス | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データベース | 無制限 | 無制限 | 70 個 | 70 個 |
転送量 | 4.5TB/月 | 3TB/月 | 無制限 | 200GB/日 |
無料独自SSL | 有り | 有り | 有り | 有り |
自動バックアップ | 有り | 有り | 有り | 有り |
Opcache | ○ | ○ | ○ | 不明 |
アダルトサイト | 運営可 | 運営可 | 不明 | 不明 |
WordPress移転代行 | 9,980 円 +α | 12,800 円 | 無料 | 30,000 円 |
支払方法 | クレジットカード 銀行振込 | クレジットカード 銀行振込 Web 請求書払い | クレジットカード デビッドカード 銀行振込 | クレジットカード コンビニ決済 銀行振込 |
mixhost | ColorfulBox | JETBOY | ロリポップ |