WP YouTube Lyte:YouTube 動画を遅延ロードできる

2019年8月1日

YouTube 動画を遅延ロードできる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「WP YouTube Lyte」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。

WP YouTube Lyte

WP YouTube Lyte - WordPress.org

WP YouTube Lyte は、YouTube 動画を遅延ロードできます。

投稿中の WordPress 標準の oEmbed を検索し、
YouTube リンクを検知し遅延ロードできるようにします。

WP YouTube Lyte の使用には、YouTube Data API キーが必要です。
キーが無くても動作しますが、機能は制限されます。
YouTube Data API について – Developers.Google.com

ページの表示速度を最適化できる Autoptimize の作者さんが提供しています。

記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 1.7.7
マルチサイトでの利用:可

Gutenberg エディターでの動作

Gutenberg エディターに追加される機能は無いので、気にする必要は無いです。

Gutenbergでのショートコードの挿入手順

このプラグインは、ショートコードを使用します。
挿入手順については、下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
Gutenberg でのショートコードの挿入手順 – WordPress活用術

インストール手順

下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
WP YouTube Lyte – WordPress.org

もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。

ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「WP YouTube Lyte」と入力します。

WordPressプラグイン「WP YouTube Lyte」のスクリーンショット

検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。

プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。

WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術

日本語化

WP YouTube Lyte を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。

WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。

※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。

日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。

WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術

専用メニュー

WordPressプラグイン「WP YouTube Lyte」のスクリーンショット

ダッシュボードの「設定」メニューの中に追加されています。

使い方

使い方は、YouTube 動画のリンクまたはプレイリストを「httpv」で追加するか、
サイドバー等で専用ウィジェットを追加すると最適化コードに置き換わります。

httpv://www.youtube.com/watch?v =_SQkWbRublY(通常の動画埋め込み)
httpv://youtu.be/_SQkWbRublY(YouTube のショートリンクを埋め込んだ動画)
httpa://www.youtube.com/watch?v = _SQkWbRublY(音声のみ埋め込み)
httpv://www.youtube.com/playlist?list = PLA486E741B25F8E00(プレイリスト埋め込み)
httpv://www.youtube.com/watch?v = _SQkWbRublY#stepSize = -1(ビデオプレーヤー、デフォルトとして設定されているサイズよりも 1 サイズ小さい)
httpv://www.youtube.com/watch?v = _SQkWbRublY?start = 20&showinfo = 0(ビデオプレーヤー、20 秒で再生を開始し、タイトルを表示しない)

またはショートコードを使用します。
[lyte id ="_SQkWbRublY" /]
[lyte id ="_SQkWbRublY" audio="true" /]
[lyte id ="A486E741B25F8E00″ playlist="true" /]

設定

WordPressプラグイン「WP YouTube Lyte」のスクリーンショット

  • Your YouTube API key
    YouTube API キーを入力します。

WordPressプラグイン「WP YouTube Lyte」のスクリーンショット

  • Player size
    再生プレイヤーのサイズを選択します。

WordPressプラグイン「WP YouTube Lyte」のスクリーンショット

  • Add links below the embedded videos?
    埋め込まれた動画の下にリンクを追加するかどうか。
  • Player position
    プレイヤーの位置を選択します。
  • Try to force HD?
    強制的に HD 画質になるように試行するかどうか。
  • Add microdata?
    構造化データとして「microdata」を追加するかどうか。

WordPressプラグイン「WP YouTube Lyte」のスクリーンショット

  • Also act on normal YouTube links and iframes?
    通常の YouTube リンクと iframe にも対応するかどうか。
  • Cache thumbnails locally?
    サムネイル画像を自サーバーにキャッシュするかどうか。
  • Text to be added under every LYTE video.
    全ての動画でプライバシーに関する免責事項を表示したい場合に使用します。

WordPressプラグイン「WP YouTube Lyte」のスクリーンショット

  • Empty WP YouTube Lyte’s cache
    WP YouTube Lyte のキャッシュをクリアするかどうか。

専用ウィジェット

WordPressプラグイン「WP YouTube Lyte」のスクリーンショット

  • Title
    ウィジェットのタイトルを入力します。
  • Size
    プレイヤーのサイズを選択します。
  • Type
    音声か動画かを選択します。
  • YouTube-URL
    YouTube 動画の URL を入力します。
  • Text
    表示したいテキストを入力します。

URL

WP YouTube Lyte – WordPress.org

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Posted by 管理人