研究発表

京都大付属病院は２４日、細胞から人工的に組織を作る「バイオ３Ｄプリンター」を使って、指などの神経を損傷した患者３人の神経再生に成功したと発表した。
３Ｄプリンターで作ったチューブ状の「神経導管」を患部に移植する臨床試験（治験） ...

米カリフォルニア大学サンディエゴ校に所属する研究者らが発表した論文「A wearable cardiac ultrasound imager」は、心臓の動きを超音波画像で可視化する、胸に貼る薄型の皮膚パッチを提案した研究報告である。

アトピー性皮膚炎では、白血球の一種の「樹状細胞」が免疫のバランスを維持して悪化を抑えていることがマウスを使った実験で分かった、と宮崎大学などの国際研究グループが発表した。従来は反対に、樹状細胞が発症や悪化に関わっていると考えられてきた ...

食物アレルギーのうち、小麦製品を食べた後に運動すると呼吸困難などを起こすアレルギーがある。「小麦依存性運動誘発アナフィラキシー（WDEIA）」と呼ばれ、重篤なケースでは救命措置が必要だ。理化学研究所（理研）と島根大学の研究グループは、 ...

マウスに1日2回（「起床後に朝食、就寝前に夕食」）、2グラムずつえさを与える飼育を開始し、1日にえさに含まれるタンパク質の割合を決めた上で朝夕食に含まれるタンパク質量を変化させた。その結果、朝食に多くのタンパク質を摂取させたマウスは、 ...