世界初のiPS「心筋球」移植治験、心不全患者が改善
慶応大発の新興企業「ハートシード」(東京)は10日、重い心不全患者の治療で、人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作製した心臓の筋肉(心筋)の細胞を小さな塊「心筋球」にして心臓に移植する世界初の治験を行ったと発表した。現時点で合併症は ...
阪大チームがiPSから涙腺組織作成に成功
人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から目の涙腺の組織を作ることに成功したと、大阪大などの研究チームが発表した。将来、涙腺が壊れる難病の治療につなげたいとしている。論文が21日、科学誌「ネイチャー」に掲載された。
現状では涙 ...
iPS細胞から作った角膜シート移植、ほぼ失明の患者が視力回復
大阪大は4日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った角膜細胞のシートを「角膜上皮幹細胞疲弊症」と呼ばれる重い目の病気の患者に移植する臨床研究が完了したと発表した。有効性を評価できた3人全員で視力が一定程度回復したほか、安全性にも問題 ...
iPS網膜治療 「ひも状」細胞移植を厚労省部会が了承
人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜の細胞を「ひも状」に加工し、目の難病患者などに移植する神戸市立神戸アイセンター病院の新たな臨床研究計画について、厚生労働省の作業部会が17日、実施を了承したことが分かった。従来の手法と比べ細 ...
阪大グループがiPS細胞等で拡張型心筋症の仕組み解明
大阪大学大学院医学系研究科の肥後修一朗特任准教授(常勤)(重症心不全内科治療学共同研究講座)、宮川繁特任教授(常勤)(最先端再生医療学)、彦惣俊吾准教授、坂田泰史教授(循環器内科学)らの研究グループは、希少難治性心筋症の病態をヒトiP ...