User ID Changer:好きな数値にユーザーIDを変更できる

2017年3月6日

WordPress は、MySQL をデータベースとして使用し、
投稿・ユーザーなどの様々なデータをテーブルに格納して管理しています。

テーブルのほとんどが各データを特定するために ID という項目を持っています。
この ID は、データが新規作成されると自動採番されます。
当然ながら、 ユーザーの ID も 1 から自動採番されていきます。
ここで問題になるのがセキュリティが甘い状態で使っていると、
ユーザー ID からユーザーネームが分かってしまうことです。
だからといって、WordPress 標準だと自分で変更することもできません。

そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「User ID Changer」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。

User ID Changer

Screenshot of wordpress.org

User ID Changer は、好きな数値にユーザー ID を変更できます。

記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 1.1.7
マルチサイトでの利用:可

インストール手順

下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
User ID Changer – WordPress.org

もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。

ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「User ID Changer」と入力します。

WordPressプラグイン「User ID Changer」のスクリーンショット

検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。

プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。

WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術

日本語化

User ID Changer を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。

WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。

※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。

日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。

WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術

専用メニュー

WordPressプラグイン「User ID Changer」のスクリーンショット

ダッシュボードの「ユーザー」メニューの中に「User ID Changer」が追加されています。

使い方

WordPressプラグイン「User ID Changer」のスクリーンショット

ユーザー ID を変更したいユーザーを選択し、
「New User ID」に変更後のユーザー ID を入力します。
そして、「Save Changes」ボタンをクリックします。

WordPressプラグイン「User ID Changer」のスクリーンショット

正常に変更されると上のような処理結果が表示されます。

※変更する前には、安全のためにデータベースのバックアップを取っておきましょう。

URL

User ID Changer – WordPress.org

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています