Contextual Related Posts:関連記事の表示ができる

2016年3月24日

設定項目が豊富でカスタマイズ性のある WordPress 用の関連記事プラグインの紹介です。
それは「Contextual Related Posts」です。
その導入手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。

Contextual Related Posts

Contextual Related Posts - WordPress.org

Contextual Related Posts は、投稿記事・固定ページの下に関連記事を表示できます。
関連記事には、投稿、固定ページ、添付ファイル及びカスタム投稿を含めることができます。

関連記事を表示する際にタイトル以外にも抜粋・作者名・投稿日付などを表示できます。

表示する際の HTML もカスタマイズ可能。デフォルトのサムネイル画像も変更可
RSS にも関連記事を挿入することができます。
関連記事をショートコード・専用ウィジェットでも表示可。

手動で関連記事を設定時、タイトル・記事内容・現在日付からの日数から、
関連記事を検索可能。
検索結果から除外したい投稿・固定ページやカテゴリーも指定できます。

変更した各種設定を初期状態に戻すのも 1 クリックで初期設定に戻せます。

記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:3.0.5
マルチサイトでの利用:可

Gutenberg エディターでの動作

Gutenberg エディターに専用ブロック・専用機能が追加されます。

Gutenbergでのショートコードの挿入手順

このプラグインは、ショートコードを使用します。
挿入手順については、下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。

Gutenberg でのショートコードの挿入手順 – WordPress活用術

インストール手順

Contextual Related Posts をインストールするには 2 種類の方法があります。
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化する。
Contextual Related Posts – WordPress.org

もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面からインストールできます。

ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Contextual Related Posts」と入力します。

WordPressプラグイン「Contextual Related Posts」の導入から日本語化・使い方と設定項目を解説している画像

検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。

プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。

WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術

日本語化

Contextual Related Posts を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。

WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。

※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。

日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。

WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術

専用メニュー

WordPressプラグイン「Contextual Related Posts」の導入から日本語化・使い方と設定項目を解説している画像

管理画面の「設定」メニューの中に追加されています。

使い方

設定画面から必要な設定を行いましょう。

設定

一般(General)

WordPressプラグイン「Contextual Related Posts」の導入から日本語化・使い方と設定項目を解説している画像

  • Cache posts only
    関連記事のみをキャッシュするかどうか。
  • Cache HTML output
    HTML 出力をキャッシュするかどうか。「Cache posts only」がオフになっている場合にのみ機能します。

WordPressプラグイン「Contextual Related Posts」の導入から日本語化・使い方と設定項目を解説している画像

  • Automatically add related posts to
    自動で関連記事として表示する投稿タイプを選択します。

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  • Display location priority
    投稿記事内での関連記事の相対位置を指定できます。 数値が大きいほど、関連記事はコンテンツ内で後回しにされます。10 未満の数値は推奨してないみたいです。
  • Insert after paragraph number
    関連記事を投稿内容の前に表示する場合は「0」を入力し、投稿内容の最後に表示する場合は「-1」を入力します。段落の後に挿入する場合は段落番号を入力します。段落数が少ない場合は、関連記事が最後に表示されます。

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  • Only from same
    表示する関連記事を閲覧中の投稿とカテゴリ・タグおよび分類が同じものに限定したい場合に選択します。
  • Match all taxonomies
    全ての分類に一致するかどうか。この機能を有効にすると、上記で選択されたタクソノミに一致する投稿のみが関連記事として選択されます。結果として、関連する投稿が見つからなくなる可能性があります。
  • Number of common terms
    関連記事として表示する際に一致する必要がある共通語の最小数を入力します。
    初期値:1

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  • Disable on mobile devices
    モバイル端末では関連記事の表示を無効にするかどうか。キャッシュプラグインの影響で常に動作するとは限りません。
  • Disable on AMP pages
    AMP ページで関連記事の表示を無効にするかどうか。

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  • Delete options on uninstall
    Contextual Related Posts をアンインストール時に Contextual Related Posts に関連する全ての設定を削除するかどうか。
  • Delete FULLTEXT indices on uninstall
    Contextual Related Posts をアンインストール時に Contextual Related Posts によって生成された FULLTEXT インデックスをデータベースから削除するかどうか。
  • Delete FULLTEXT indices on deactivate
    Contextual Related Posts を無効化すると、Contextual Related Posts によって生成された FULLTEXT インデックスをデータベースから削除するかどうか。

WordPressプラグイン「Contextual Related Posts」の導入から日本語化・使い方と設定項目を解説している画像

  • Show metabox
    投稿編集画面に専用メタボックスを追加するかどうか。固定ページとカスタム投稿にも適用されます。
  • Limit meta box to Admins only
    チェックを付けると、管理者権限をもたないユーザーには、上記のメタボックスが表示されなくなります。
  • Link to Contextual Related Posts plugin page
    Contextual Related Posts のリンクを表示するかどうか。

リスト(List tuning)

WordPressプラグイン「Contextual Related Posts」の導入から日本語化・使い方と設定項目を解説している画像

  • Number of related posts to display
    表示する関連記事の最大数を入力します。
    初期値:6
  • Related posts should be newer than
    何日前までの投稿を関連記事として表示させるかを指定できます。365 と入力すると 1 年前までの投稿を関連記事として表示します。0 に設定すると、この機能を無効にできます。
    初期値:1,095
  • Order posts
    関連記事の並び順を選択します。
  • Randomize posts
    選択された関連記事をシャッフルするかどうか。「Order posts」で日付順を選択していると、関連記事は最初に日付順に並べ替えられた後、シャッフルされます。キャッシュ HTML 出力が有効な場合は動作しません。

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  • Related posts based on title and content
    タイトルだけでなく内容にも基づいて関連記事を検索するかどうか。チェックしない場合は、タイトルのみが使用されます。
  • Limit content to be compared
    マッチするコンテンツの最大ワード数を設定します。制限がない場合は 0 を設定します。最大値:100。「Related posts based on title and content」を有効にした場合のみ適用されます。
    初期値:0
  • Post types to include
    関連記事一覧に含める投稿タイプを選択します。手動表示を使用する場合は、上書きすることができます。

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  • Limit to same post type
    チェックを付けると、関連記事は現在の投稿と同じ投稿タイプからのみ選択されます。
  • Limit to same author
    チェックを付けると、関連記事は、現在の投稿と同じ投稿者からのみ選択されます。

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  • Post/page IDs to exclude
    関連記事として除外したい投稿または固定ページの ID を指定します。カンマ区切りで複数指定可。
  • Exclude Categories
    関連記事として除外したいカテゴリーがある場合にカテゴリーのスラッグを入力します。カンマ区切りで複数指定可。
  • Exclude category IDs
    読み取り専用フィールドです。設定が保存されると「Exclude Categories」に基づいた ID が自動設定されます。

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  • Disable contextual matching
    コンテクストマッチを無効にするかどうか。
  • Disable contextual matching ONLY on attachments and custom post types
    「Disable contextual matching」をチェックした場合のみ適用されます。このオプションを選択すると、投稿とページのコンテクストマッチが保持されますが、カスタム投稿の場合は無効になります。

出力(Output)

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  • Heading of posts
    関連記事の見出しを入力します。
  • Show when no posts are found
    関連記事が見つからない場合の扱いを選択します。
  • Custom text
    「Display custom text」を選択した場合には、ここで設定されているメッセージが表示されます。

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  • Show post excerpt
    投稿の抜粋を表示するかどうか。
  • Length of excerpt (in words)
    表示する抜粋の長さを単語単位で指定します。
    初期値:10

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  • Show date
    投稿日を表示するかどうか。
  • Show author
    投稿者を表示するかどうか。

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  • Limit post title length (in characters)
    関連記事のタイトルの長さを制限できます (文字数で)。
    初期値:60
  • Open links in new window
    リンクをクリックした時に新しいウィンドウを開くかどうか。
  • Add nofollow to links
    「nofollow」属性をリンクに付加するかどうか。

除外設定(Exclusion settings)

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  • Exclude display on these posts
    関連記事の表示をしたくない投稿、固定ページ、カスタム投稿の ID を指定します。カンマ区切りで複数指定可。
  • Exclude display on these post types
    関連記事を表示したくない投稿タイプを選択します。
  • Exclude on Categories
    関連記事を表示したくないカテゴリーをスラッグで指定します。

HTML設定(HTML to display)

表示する際の HTML タグを修正できます。
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  • Before the list of posts
  • After the list of posts
  • Before each list item
  • After each list item

サムネイル(Thumbnail)

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  • Location of the post thumbnail
    関連記事のサムネイル画像の表示位置を選択します。

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  • Thumbnail size
    サムネイル画像のサイズを選択します。

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カスタムサイズを選択時に幅と高さを指定します

  • Thumbnail width

    初期値:150
  • Thumbnail height

    初期値:150

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  • Hard crop thumbnails
    サムネイル画像をハードクロップするかどうか。
  • Generate thumbnail sizes
    このオプションを選択し、上記でカスタムサイズを選択した場合、は画像サイズを WordPress に登録して新しいサムネイルを作成します。
  • Thumbnail size attributes
    サムネイル画像のサイズ属性の方式を選択します。

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  • Thumbnail meta field name
    サムネイル画像のメタフィールド名を指定できます。投稿編集画面のメタボックスで設定することができます。
  • Get first image
    投稿内容の最初の画像をサムネイル画像のとして取得するかどうか。
  • Use default thumbnail?
    下記で指定した画像をサムネイル画像として使用するかどうか。チェックが入っておらず、サムネイルが見つからない場合は、画像は表示されません。
  • Default thumbnail
    デフォルトのサムネイル画像として使用する画像を URL で指定します。

スタイル(Styles)

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Related Posts style:
関連記事の表示スタイルを選択します。

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Custom CSS
カスタム CSS を入力できます。

フィード(Feed)

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  • Number of posts to display
    各フィードに表示させる関連記事数を入力します。
    初期値:5
  • Show post excerpt
    抜粋を表示するかどうか。

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  • Location of post thumbnail
    サムネイル画像の表示位置を指定します。
  • Thumbnail width
    サムネイル画像の幅を指定します。
    初期値:250
  • Thumbnail height
    サムネイル画像の高さを指定します。
    初期値:250

専用メタボックス

Gutenberg エディターとクラシックエディターに専用のメタボックスを追加できます。

・Gutenberg エディター

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・クラシックエディター

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  • Disable Related Posts display
    この投稿で関連記事を自動表示させないかどうか。
  • Exclude this post from the related posts list
    この投稿を関連記事一覧から除外するかどうか。
  • Keyword
    関連記事を見つけるために使用される単語またはフレーズを入力します。
  • Manual related posts
    関連記事として表示したい投稿、固定ページまたはカスタム投稿の ID をカンマ区切りで入力します。プラグインによって生成された関連記事よりも優先されます。ID を入力して保存すると、投稿タイトルが表示されます。公開された投稿またはカスタム投稿に対応する ID のみが保持されます。
  • Location of thumbnail
    サムネイル画像として使用する画像(JPG、PNG、またはGIF)の完全な URL を入力できます。関連記事用として使用されます。「出力」で設定したサムネイルサイズにサイズ変更されます。入力した URL はメタフィールド「post-image」に保存されます。

ショートコード

下記のショートコードを使用すると、任意の投稿や固定ページで関連記事を表示できます。

[crp]

専用ウィジェット

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専用ブロック

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代替プラグイン

Contextual Related Posts にほしい機能が無かった場合には、
Contextual Related Posts 以外にも関連記事を表示できるプラグインを記事にしています。
以下では、Contextual Related Posts を含めて 11 個を簡単に紹介しています。

関連記事を表示できるWordPressプラグイン一覧

URL

Contextual Related Posts – WordPress.org

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Posted by 管理人