Import Export WordPress Users の使い方
ユーザーデータを簡単にインポート&エクスポートできる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「Import Export WordPress Users」です。
その導入手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Import Export WordPress Users
Import Export WordPress Users は、WordPress のユーザーデータを簡単にインポート&エクスポートできます。
インポート&エクスポートの操作もウィザード形式で選択していきます。
選択した条件を保存しテンプレートとして再利用可能。
CSV ファイル(UTF-8N 形式)でエクスポートされます。
エクスポート時にユーザー権限でエクスポートするユーザーデータの絞り込み可。
また、出力項目を選択可。
WooCommerce サイトのユーザーにも対応。
インポート&エクスポートの履歴も保存され、再実行も可能。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:2.0.0
インストール手順
Import Export WordPress Users をインストールするには 2 種類の方法があります。
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化する。
Import Export WordPress Users – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面からインストールできます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Import Export WordPress Users」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Import Export WordPress Users を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
管理画面の「コメント」メニューの下に追加されています。
使い方
エクスポート手順
What do you want to export:
エクスポートするユーザーデータのタイプを選択します。
Select an export method:
エクスポートの方法を選択します。
Quick export
それぞれのユーザーデータの全ての基本/標準フィールドのみがエクスポートされます。
フィールド列を選択的にフィルタリングすることはできません。
Pre-saved template
事前に保存されたテンプレートを使用することができます。
テンプレートファイルを編集して、エクスポートしたりすることもできます。
New export
エクスポートに必要となるフィルタリング・列選択・高度なオプションの設定が可能です。
テンプレートとして保存することもできます。
Offset:
エクスポート時に最初の何件かを読み飛ばしたい時に使用します。
Limit:
最大出力件数を指定できます。
ユーザー権限グループ:
エクスポートするユーザーデータをユーザー権限で絞り込みたい時に選択します。
出力するフィールド列を選択します。
Export in batches of:
サーバーが処理するレコードの数を指定できます。
エクスポートが失敗した場合は、ここで数を減らしましょう。
ここまでで設定した条件をテンプレートとして保存するか、
もしくは、設定した条件でエクスポート実行が行なえます。
インポート手順
What do you want to import:
インポートするユーザーデータのタイプを選択します。
Select an import method:
インポートの方法を選択します。
Quick import
特定の列ヘッダーに基づく入力ファイルからのみフィールドをインポートできます。
フィールド列を選択的にフィルタリングすることはできません。
Pre-saved template
事前に保存されたテンプレートを使用することができます。
テンプレートファイルを編集して、インポートしたりすることもできます。
New import
インポートに必要となるフィルタリング・列選択・高度なオプションの設定が可能です。
テンプレートとして保存することもできます。
Choose file for Import:
インポートするファイルをドラッグアンドドロップします。
Delimiter:
ファイルで使用されている区切り記号を選択します。
インポートするフィールド列を選択します。
Retain user passwords:
入力レコードに従ってユーザーのパスワードを保持するかどうか
Import in batches of:
サーバーが処理するレコードの数を指定できます。
インポートが失敗した場合は、ここで数を減らしましょう。
ここまでで設定した条件をテンプレートとして保存するか、
もしくは、設定した条件でインポート実行が行なえます。
一般設定(General Settings)
Enable history auto delete:
履歴レコードの自動削除を有効にするかどうか。
Maximum entries:
履歴レコードの最大保存件数を指定します。
Default Export method:
デフォルトで選択されているエクスポートの方法を選択します。
Default Export batch count:
エクスポート時のデフォルトのバッチ件数を指定します。
Save Import log:
インポートログを保存するかどうか。
Default Import method:
デフォルトで選択されているインポートの方法を選択します。
Default Import batch count:
インポート時のデフォルトのバッチ件数を指定します。
履歴(History)
インポート&エクスポートされた実行履歴を確認できます。
また、各実行履歴から再実行を行うこともできます。