ACFでTablePressで作ったテーブルをフィールド値として選択できる:ACF: TablePress
テーブル(表)作成プラグインとして TablePress がありますが、
そのテーブルをフィールド値として利用できるプラグインがあります。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「ACF: TablePress」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
ACF: TablePress
ACF: TablePress は、
Advanced Custom Fields で TablePress 自体をフィールドタイプとして定義して、
その TablePress で作ったテーブルをフィールド値として選択できます。
このプラグインには、下記のバージョンのプラグインが必要です。
- Advanced Custom Fields バージョン 4 以上または 5 以上
- TablePress バージョン 1.5 以上+
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 1.3.2
マルチサイトでの利用:可
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
ACF: TablePress – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「ACF: TablePress」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
ACF: TablePress を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
使い方
Advanced Custom Fields でカスタムフィールドを追加します。
上のようにフィールドタイプで TablePress を選択します。
- フィールドラベル
投稿などの編集ページで表示する文字列(日本語可)を入力します。 - フィールド名
カスタムフィールドの値を取得や表示をしたい時に使用する識別子を入力します。 - フィールドタイプ
フィールドタイプを選択します。 - フィールド記入のヒント
どのような使用用途で使うカスタムフィールドなのかを記入しておきます。 - 必須か
必ずフィールド値を入力する必要があるカスタムフィールドにするかどうか。 - 無を許可するか
テーブルを指定しなくても良いかを選択できます。 - Return Format
戻り値の設定をシます。 - 条件判定
このカスタムフィールドを表示する条件を設定します。
無を許可していないと一番若い番号のテーブルが選択されています。
無を許可していても、一番若い番号のテーブルが選択されていますが、
選択なしにできるようになっています。