Widget Options:ウィジェットの表示・非表示を細かく制御できる
ウィジェットの表示・非表示を細かく制御できる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「Widget Options」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Widget Options
Widget Options は、ウィジェットの表示・非表示を細かく制御できます。
特定の投稿・固定ページ・カスタム投稿・カテゴリー・タグ・カスタム分類で、
各ウィジェットの表示・非表示を切り替えることができます。
PC・タブレット・モバイル端末などの画面サイズに応じて、
各ウィジェットの表示・非表示を切り替えることができます。
ユーザーのログイン状態に応じても、各ウィジェットの表示・非表示を切り替え可。
Advanced Custom Fields プラグインをサポート。
Advanced Custom Fields で作成したフィールドと値を条件に使用して、
各ウィジェットを簡単に表示または非表示にすることもできます。
使用できる条件は、以下のとおりです。
- に等しい
- 等しくない
- 含む
- 含まない
- 空です
- 空ではない
SiteOrigin Pagebuilder と Beaver Builder もサポートしています。
上記以外にも各種機能を備えており、有効化することによって、
ウィジェット管理機能を強することができます。
ドラッグアンドドロップの代わりにサイドバーウィジェット領域を選択するだけで、
ウィジェットを簡単に移動することができたり、
WordPress ウィジェットを簡単にインポート・エクスポートしたり、
特定のサイドバーウィジェット領域のバックアップを作成したりできます。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 3.7.3
マルチサイトでの利用:可
Gutenberg エディターでの動作
Gutenberg エディターに追加される機能は無いので、気にする必要は無いです。
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Widget Options – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Widget Options」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Widget Options を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「設定」メニューの中に追加されています。
使い方
使い方としては、まずはウィジェット管理画面を開きます。
ウィジェットをサイドバーなどに配置すると、
上のようなタブ付き設定項目が追加されているのが分かるかと思います。
特定の投稿・固定ページ・カスタム投稿・カテゴリー・タグ・カスタム分類を指定して、
各ウィジェットの表示・非表示を設定することができます。
PC・タブレット・モバイル端末などの画面サイズに応じて、
ウィジェットの表示・非表示を設定することができます。
ウィジェットの配置を変更することができます。
ユーザーのログイン状態(ログイン・ログアウト)に応じて、
ウィジェットの表示・非表示を設定可。
チェックを付けるとウィジェットのタイトルを非表示することができます。
ウィジェットに適用したい CSS の ID と クラスを指定できます。
エンジニアとしては個人的には推奨しませんが、PHP コードを記述して実行することができます。
設定(General Settings)
専用の設定画面では、ウィジェットオプションタブの有効・無効の切り替えができます。
特定の投稿・固定ページ・カスタム投稿・カテゴリー・タグ・カスタム分類を指定するタブの有効・無効を設定できます。
デスクトップ・タブレット・モバイル端末の画面サイズで、
特定のウィジェットの表示または非表示を制御するために使うオプション。
Free 版では、追加の設定は無いようです。
全ての閲覧端末で反映される各ウィジェットの配置を制御するために使うオプション。
Free 版では、追加の設定は無いようです。
フロント画面でウィジェットのタイトルを表示・非表示を制御するために使うオプション。
Free 版では、追加の設定は無いようです。
各ウィジェットにカスタム CSS クラスとIDの割り当てを可能にするためのオプション。
- Show ID Field
各ウィジェットにカスタムのクラス ID を追加できるようにするかどうか。。 - Classes Field Type
各ウィジェットのクラスオプションを管理するフィールドタイプを選択します。 - Remove .widget Class
.widgetクラスの自動追加を無効にするかどうか。
- Predefined Classes
ウィジェットでの設定タブで事前選択として使用できるクラスリストを設定することができます。
ログインしたユーザーまたはログアウトしたユーザーのみにウィジェットを表示するかどうかを制御するために使うオプション。
Free 版では、追加の設定は無いようです。
WordPress の PHP の条件タグを使用して、各ウィジェットの表示・非表示の制御をするためのオプション。
Hide Notice:
各ウィジェットで上記の同様のフィルター通知を非表示にするかどうか。
デフォルトでは無効になっているオプション。
ウィジェット管理画面で、ライブウィジェットとサイドバー検索オプションを追加できます。
デフォルトでは無効になっているオプション。
ドラッグアンドドロップではなくて、
ウィジェットをサイドバーウィジェット領域に簡単に移動することができるようになります。
デフォルトでは無効になっているオプション。
全てのウィジェットを簡単にインポート・エクスポートできるようになります。
デフォルトでは無効になっているオプション。
各サイドバーウィジェット領域下に追加で配置できるオプション。
各サイドバーウィジェットエリアの下に、
「全てのウィジェットの削除]・「バックアップのダウンロード」リンクを表示できます。
Advanced Custom Fields プラグインを使用して、
ウィジェットオプションの可視性を拡張するためのオプション。
有償版で使用できるオプションの例。
URL
Widget Options – WordPress.org
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