Woocommerce Ripple Gateway:決済方法に仮想通貨Rippleを追加できる
今年は、仮想通貨が注目された年となりましたが、
数ある仮想通貨の中でビットコインのような投機化した仮想通貨ではなくて、
ネットワーク向けの仮想通貨の中に Ripple があります。
価格も今のところ安定しているので、
Woocommerce の決済方法として使うのもありかなと思っている方向きのプラグインがありました。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「Woocommerce Ripple Gateway」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Woocommerce Ripple Gateway
Woocommerce Ripple Gateway は、Woocommerce での決済方法に仮想通貨 Ripple を追加できます。
円表示から Ripple の数量にレート変換してくれます。
※バージョンが 1.0.0 では無いので正常に動作しないかもしれません。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 0.0.5
マルチサイトでの利用:可
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Woocommerce Ripple Gateway – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Woocommerce Ripple Gateway」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Woocommerce Ripple Gateway を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
Woocommerce Ripple Gateway には、専用メニューは無いです。
Woocommerce の購入手続きと決済方法に設定項目として追加されています。
使い方
決済方法に Ripple が追加されているので、有効化などを含めた設定を行います。
設定
「購入手続き」タブに Ripple 用の設定が追加されています。
- Enable/Disable
決済方法として Ripple を有効にするかどうか。 - Title
選択できる決済方法一覧で表示する文字列を入力します。 - Customer Message
ユーザーに対するメッセージを入力します。 - Destination address
Ripple ウォレットのアドレスを入力します。 - Convert prices
商品価格を Ripple の数量にコンバージョンするかどうか。 - Discount percentage
割引を適用したい場合には、パーセント割引ができます。 - Test mode active
テストモードをアクティブにするかどうか。
ローカル環境で決済時に表示させてみると上のような感じで表示されました。