複数サイトのバックアップと復元を一元管理できる：UpdraftCentral Dashboard
WordPress サイトを複数運用していると、
手動でバックアップ作業をするには、各サイトにアクセスする必要がありますよね。
そうするとログインするのも面倒になってきますよね。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「UpdraftCentral Dashboard」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
UpdraftCentral Dashboard
UpdraftCentral Dashboard は、複数の WordPress サイトのバックアップと復元を一元管理できます。
※実際のバックアップと復元には、UpdraftPlus WordPress Backup Plugin を使用します。
リモートでのバックアップするサイトに事前にインストールしておく必要があります。
使い方は、下記の記事を参考にして下さい。
UpdraftPlus の使い方 – WordPress活用術
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン：v 0.6.2
マルチサイトでの利用:不可
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
UpdraftCentral Dashboard – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「UpdraftCentral Dashboard」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
UpdraftCentral Dashboard を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト（テーマ・プラグイン）用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「コメント」メニューの下に追加されています。
使い方
メニューを開くと最初に行う手順が記載されています。
簡単に説明すると、
このプラグインは、管理画面ではなくてフロントエンドで実行されるので、
まずは固定ページを作成します。
そして、そのページにショートコード [updraft_central] を記述します。
あとは、そのページを表示させると管理画面が表示されます。
リモートで作業するサイトを追加するには「Add Site」ボタンをクリックします。
管理したいサイトで作成したキーを入力します。
UpdraftPlus WordPress Backup Plugin の上記画像の画面でキーを作成します。
代替プラグイン
UpdraftCentral にほしい機能が無かった場合には、
UpdraftCentral 以外にもデータベースのバックアップができるプラグインを記事にしています。
以下では、UpdraftCentral を含めて 7 個を簡単に紹介しています。
データベースのバックアップができるWordPressプラグイン一覧