Contact Form 7 のフォームから送信されたメッセージをデータベースに保存できる:Advanced Contact form 7 DB
2018年11月1日
日本国内で WordPress 用問い合わせプラグインというと、Contact Form 7 が有名ですね。
その Contact Form 7 にはメッセージを保存しておく機能がありません。
そうなると万が一送信されたメッセージがロストしてしまった場合に大変です。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「Advanced Contact form 7 DB」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Advanced Contact form 7 DB
Advanced Contact form 7 DB は、
Contact Form 7 のフォームから送信されたメッセージをデータベースに保存できます。
作成されたフォーム毎にメッセージを管理してくれます。
必要であれば各メッセージの内容を編集することもできます。
メッセージを csv/ Excel/ PDF ファイルでダウンロードすることもできます。
IP アドレスをデータベースに保存しないという法律が導入されている国もあります。
そのため IP アドレスの保存を制限する方法もあります。
現在使用中のテーマフォルダにある functions.php ファイルを開いて、
ファイルの最後にコード を do_shortcode( '[cf7-db-display-ip]’)を記述します。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 1.4.4
マルチサイトでの利用:可
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Advanced Contact form 7 DB – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Advanced Contact form 7 DB」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Advanced Contact form 7 DB を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用テーブル
下記のテーブルを Advanced Contact form 7 DB 専用のテーブルとして作成し利用します。
テーブル作成時に $wpdb->prefix も使用しているので、マルチサイトにも対応。
class-advanced-cf7-db-activator.php から CREATE TABLE 文を抜粋(記事用に一部修正)。
CREATE TABLE cf7_vdata (
`id` int(11) NOT NULL AUTO_INCREMENT,
`created` timestamp NOT NULL,
UNIQUE KEY id (id)
);
CREATE TABLE cf7_vdata_entry (
`id` int(11) NOT NULL AUTO_INCREMENT,
`cf7_id` int(11) NOT NULL,
`data_id` int(11) NOT NULL,
`name` varchar(250),
`value` text,
UNIQUE KEY id (id)
)$charset_collate;
専用メニュー
ダッシュボードの「お問い合わせ」メニューの下に追加されています。
使い方
保存されているメッセージ無い状態です。
メッセージが保存されているフォームがあるとコンボボックスからフォームを選択できます。
メッセージ一覧が表示されている画面です。
日付による範囲指定やキーワードでの絞り込み検索もできます。
「設定を表示」ボタンをクリックすると
フィールドのタイトル名を変更したり、フィールドを非表示にしたり、
ドラッグアンドドロップでフィールドの表示位置を変更することができます。
表示・非表示の切り替えは右端の「目」アイコンで切り替えられます。
必要であれば各メッセージの内容を編集することもできます。
Import CSV
ダウンロードした CSV ファイルをインポートすることもできます。
URL
Advanced Contact form 7 DB – WordPress.org
Posted by 管理人
関連記事
Jquery Validation For Contact Form 7の使い方と設定
Contact Form 7 のフォームの入力フィールドで入力チェックをできるよ ...
CF7 のフォームに投稿を選択できるフィールドを追加できる:Contact Form 7 – Post Fields
問い合わせフォームから問い合わせをする際に記事に関する内容だった場合、 どの記事 ...
Contact Form 7 にカレンダーで日時を選択できるフィールドを追加できる:Contact Form 7 Datepicker
Contact Form 7 で予約系のフォームを作ろうとすると、 Contac ...
Contact Form 7 – Phone mask field:CF7 にマスク機能付きフィールドを追加できる
Contact Form 7 などのテキストフィールドで、 電話もしくは携帯番号 ...
Contact Form 7に複数のファイルアップロード機能を追加できる:Multifile Upload Field for Contact Form 7
Contact Form 7 にはファイルアップロード&添付機能を備えていますが ...