SEOPress：WordPressのSEO機能をまとめて強化できる
WP の トップが WordPress 本体は SEO 対策が施されているので、
管理者としては、良質な記事を書いていくことが最良の SEO だと言っています。
それでも、サイトマップ作成機能などが不足しているので、
それは追加しておきたいところですが、
xml と html サイトマップを作成しようとすると、
別々の機能として扱われているので複数のプラグインを入れる必要があったりします。
また、Google Analytics を使用している場合には、また別のプラグインが必要なります。
それならば、1 個のプラグインで一括設定ができると便利ですよね。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「SEOPress」です。
その導入手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
SEOPress
SEOPress は、WordPress の SEO 機能をまとめて強化できます。
SEOPress の主な特徴は、以下のとおりです。
- Google と Bingへのインスタントインデックスのサポート
- インストールウィザードによる SEO 設定が可能
- キーワードでのコンテンツ分析
- モバイル/デスクトップの Googleプレビューを表示可
- Facebook と Twitter のソーシャルプレビュー可能
- タイトル (動的変数を付き:カスタムフィールド、用語分類…)の設定
- メタディスクリプション(動的変数も使用可能)設定
- オープングラフ（Facebook、LinkedIn、Instagram、Twitter、Pinterest…）と Twitter カードによる SNS 共有の設定
- Google ナレッジグラフの設定
- Google アナリティクスと Matomoのサポート
- カスタムカノニカル URL の登録
- メタロボット（noindex, nofollow, noodp, noimageindex, noarchive, nosnippet）の制御
- カスタム XML サイトマップの構築
- 画像 XML サイトマップの構築
- カスタム HTML サイトマップの構築
- ソーシャルメディアのアカウントをサイトにリンク
- 投稿、固定ページ、カスタム投稿でのリダイレクト
- パーマリンクの「/ category /」を削除
- replytocom を削除し、コンテンツの重複回避
- 添付ファイルのページを親の投稿にリダイレクト
- 添付ファイルのページをファイルの URL にリダイレクト
- 画像の SEO 対策。画像のタイトル/alt/キャプション/説明文を自動的に設定
- サイト間でのプラグイン設定のインポート/エクスポート
- Yoast SEO/ All In One SEO/ SEO Framework/ Rank Math/ SEO Ultimate/ WP Meta SEO/ Premium SEO Pack/ Squirrly など多くのSEOプラグインから投稿や用語のメタデータをインポート
- 単語の説明に TINYMCE エディターを追加
- メタで末尾のスラッシュを無効化
- ソースコードの「WordPressメタジェネレーター」を削除
- Google が構造化データ（スキーマ）として認識しないように hentry の投稿クラスを削除
- 投稿者 URL を削除
- コメントフォームのサイトフィールドを削除
- WordPress ショートリンクメタタグを削除
- Windows Live Writer メタタグを削除
- RSD(Really Simple Discovery)メタタグを削除
- Google/ Bing/ Pinterest/ Yandex サイトの確認コードを入力可能
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン：5.5.1
マルチサイトでの利用:可
Gutenberg エディターでの動作
Gutenberg エディターに追加される機能は無いので、気にする必要は無いです。
インストール手順
SEOPress をインストールするには 2 種類の方法があります。
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化する。
SEOPress – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面からインストールできます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「SEOPress」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
SEOPress は、日本語化対応がされているので、有効化するだけで日本語化されます。
日本語化されない場合には、日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト（テーマ・プラグイン）用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「設定」メニューの下に追加されています。
管理バーにもメニューが追加されています。
設定から非表示にもできます。
使い方
使い方は、設定画面から必要な設定を行いましょう。
ダッシュボード
SEOPress で設定できる SEO 機能の各機能のまとめて無効化したり、
設定画面に移動することができます。
SEO においてマイナスになりうる設定がある場合には指摘してくれます。
設定
タイトルとメタ
ホーム
投稿タイプ
アーカイブ
タクソノミー
高度な設定
XML – HTML サイトマップ
一般
投稿タイプ
タクソノミー
HTMLサイトマップ
ソーシャルネットワーク
知識グラフ
SNS
Facebook(Open Graph)
Twitter(Twitterカード)
アナリティクス
一般
トラッキング
イベント
カスタムディメンション
Cookieバー／GDPR
Matomo
Instant Indexing
一般
設定
高度な設定
画像SEO
高度な設定
外観
セキュリティ
特定のメタボックスを編集させたくないユーザーを権限で指定できます。
ロールをチェックすると、できないようにすることができます。
ツール
設定
プラグイン
リセット
代替プラグイン
SEOPress にほしい機能が無かった場合には、
SEOPress 以外にもサイト内検索を強化できるプラグインを記事にしています。
以下では、SEOPress を含めて 6 個を簡単に紹介しています。