Manage XML-RPC:XML-RPC API を無効にできる
先日 XML-RPC API を無効にするプラグインを紹介しました。
ただ、全ての要求をブロックしてしまうので、
XML-RPC API を実際に使用している場合には使うことができません。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「Manage XML-RPC」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Manage XML-RPC
Manage XML-RPC は、
WordPress 3.5 以降からデフォルトで有効になっている XML-RPC API を無効にできます。
全てをブロックする以外に IP アドレスを指定することによって特定の IP アドレスからの要求だけは許可することもできます。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 1.0
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Manage XML-RPC – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Manage XML-RPC」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Manage XML-RPC を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「設定」メニューの下に追加されています。
使い方
専用の設定画面から必要な設定を行います。
- Disable XML-RPC Pingback
ピングバック機能を無効にするかどうか。 - Disable XML-RPC
全ての XML-RPC へのリクエストをブロック/無効にしたい場合にチェックします。 - Enable XML-RPC for
XML-RPC へのリクエストを許可したい IP アドレスを指定します。 - Disable XML-RPC for
XML-RPC へのリクエストをブロックしたい IP アドレスを指定します。