Heartbeat Control:Heartbeat API の管理ができる
WordPress には Heartbeat API という機能が標準で搭載されています。
Heartbeat API は、Web ブラウザと Webサーバ 間の接続を維持してくれます。
その要求頻度は 15 秒になっているので、
通常だと問題は無いですが、状況によってはサーバへの負荷が掛かることがあります。
なので、要求頻度を調整したい。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「Heartbeat Control」です。
その導入手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Heartbeat Control
Heartbeat Control は、Heartbeat API の管理を簡単にできます。
Heartbeat API の要求間隔を設定したり、有効・無効にする画面を指定できます。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:2.0.0
マルチサイトでの利用:可
Gutenberg エディターでの動作
Gutenberg エディターに追加される機能は無いので、気にする必要は無いです。
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Heartbeat Control – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Heartbeat Control」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Heartbeat Control を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「設定」メニューの中に追加されています。
使い方
設定画面から必要な設定を行います。
設定(General Settings)
許可・無効化・変更をそれぞれで選択します。
「Modify Heartbeat」を選択すると頻度を変更できるようになります。
15 から 300 秒の間で変更可。