WP REST Cache:WP REST APIのレスポンスをキャッシュできる
WP REST API のレスポンスをキャッシュできる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「WP REST Cache」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
WP REST Cache
WP REST Cache は、全てのデフォルトの WP REST API で取得したエンドポイントをキャッシュできます。
カスタム投稿とカスタム分類のエンドポイントのキャッシュもできます。
コンテンツが更新されると自動的にキャッシュをフラッシュできます。
全てのキャッシュもしくは特定のキャッシュを手動でフラッシュすることもできます。
キャッシュされているエンドポイントが取得された回数を確認可。
キャッシュには、有効期限(タイムアウト時間)を設定することができます。
キャッシュ用のカスタムエンドポイントの登録もできます。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 2019.4.0
マルチサイトでの利用:可
Gutenberg エディターでの動作
Gutenberg エディターに追加される機能は無いので、気にする必要は無いです。
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
WP REST Cache – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「WP REST Cache」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
WP REST Cache を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「設定」メニューの下に追加されています。
使い方
使い方と言ってもキャッシュ化はプラグインが自動的に行ってくれるので、
必要な設定を行えば、何もすることはないです。
設定(Settings)
- Cache timeout
キャッシュの有効期限(年・月・週・日・時間・分単位)を設定します。
初期値:1 年 - Global cacheable request headers
どのレスポンスヘッダーをキャッシュする必要があるかをヘッダーのカンマ区切りリストで指定します。 - Enable cache regeneration
有効期限切れまたはフラッシュされたキャッシュを再生成するために cron を有効にするかどうか。 - Regeneration interval
再生成を実行する間隔を選択します。
初期値:1 日 2 回 - Max number regenerate caches
1 度に再生成できるキャッシュの数を入力します。
初期値:10 個
Endpoint API Caches
キャッシュの詳細を確認できたり、
キャッシュをフラッシュしたり、キャッシュを個別削除することができます。