Revisionize:投稿の改訂版を予約投稿できる
公開中の投稿を更新したいけども、即時更新で良いケースばかりではないですよ。
特定の日時になると事前に用意していた内容に更新できると便利ですよ。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「Revisionize」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Revisionize
Revisionize は、公開中の投稿に限らず投稿の改訂版を予約投稿できます。
改訂版が公開されると、元の投稿は投稿ステータスが「下書き」となりバックアップされます。
Gutenberg エディターとの互換性がありません。
クラシックエディターを使用する必要があります。
※この記事を書いている時点での Gutenberg エディターでは、
各種メッセージは表示されませんが、予約投稿などは正常にできました。
wp_posts および wp_postmeta テーブルに保存されているコンテンツでのみ機能します。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 2.3.2
マルチサイトでの利用:可
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Revisionize – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Revisionize」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Revisionize を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「設定」メニューの中に追加されています。
使い方
改訂版を作成したい投稿の「Revisionize」リンクをクリックします。
上のような表示がされていると改訂版を編集中だと分かります。
「公開」ボックスでも改訂版であるかどうかが分かります。
日付を未来日に変更すると「予約投稿」ボタンに変化します。
予約投稿が完了しました。
Gutenberg エディターだと上のような感じになります。
各種メッセージは表示されません。
一覧画面では、上のような感じになります
元の投稿は、改訂版が公開されると上のような感じになります。
設定(Settings)
- Keep Backup
改訂版が公開されたら、元の投稿をバックアップ(投稿ステータスが「上書き」となります。)するかどうか。 - Preserve Date
改訂版の日付が変更されても、元の投稿の日付を維持するかどうか。予約投稿された改訂版では、公開された投稿日は変更されません。 - Preserve Author
元の投稿の投稿者と改訂版の投稿者が異なる場合に改訂版公開時に元の投稿の投稿者のままにするかどうか。 - Upload Addon
有償のアドオンをインストールする際に使用します。