Related Posts for WordPress:関連記事を自動&手動で設定できる
2019年6月25日
関連記事を自動&手動で設定できる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「Related Posts for WordPress」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Related Posts for WordPress
Related Posts for WordPress は、関連記事を自動&手動で設定できます。
ショートコードとウィジェットでも関連記事を表示可。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 2.0.3
マルチサイトでの利用:不可
Gutenberg エディターでの動作
Gutenberg エディターに専用ボックスが追加されます。
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Related Posts for WordPress – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Related Posts for WordPress」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Related Posts for WordPress を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用テーブル
下記のテーブルを Related Posts for WordPress 専用のテーブルとして作成し利用します。
テーブル作成時に $wpdb->prefix も使用しているので、マルチサイトにも対応。
includes/installer-functions.php から CREATE TABLE 文を抜粋(記事用に一部修正)。
CREATE TABLE IF NOT EXISTS `"rp4wp_cache` (
`post_id` bigint(20) unsigned NOT NULL,
`word` varchar(255) CHARACTER SET utf8 NOT NULL,
`weight` float unsigned NOT NULL,
`post_type` varchar(20) CHARACTER SET utf8 NOT NULL,
PRIMARY KEY (`post_id`,`word`) ) ENGINE=InnoDB DEFAULT CHARSET=utf8;
有効化すると
プラグインを有効化すると関連記事の自動設定に関するウィザードが起動します。
※自動設定後に手動で関連記事を変更可能です。
設定したい関連記事の最大表示件数を入力します。
「Link now」をクリックすると自動的に各記事に関連記事が設定されます。
「Skip linking」をクリックすると関連記事の自動設定をスキップされます。
この表示がされると関連記事の自動設定が完了です。
ウィザードの途中で画面を遷移するとウィザードがキャンセルされます。
設定画面からウィザードを再起動できます。
専用メニュー
ダッシュボードの「設定」メニューの中に追加されています。
使い方
関連記事を手動で設定したい場合には、各投稿の編集画面を開きます。
クラシックエディターの場合
このボックスから関連記事の編集と関連記事の個別解除ができます。
「Add Related Posts」ボタンをクリックすると、投稿一覧が表示されます。
関連記事として設定したい投稿横のチェックボックスにチェックを付けて、
一括操作コンボボックスから「Link Post」を選択し「適用」ボタンをクリックします。
各投稿の「Link Post」リンクから個別で設定も可能です。
Gutenberg エディターの場合
このボックスから関連記事の編集と関連記事の個別解除ができます。
「Add Related Posts」ボタンをクリックすると、投稿一覧が表示されます。
関連記事として設定したい投稿横のチェックボックスにチェックを付けて、
一括操作コンボボックスから「Link Post」を選択し「適用」ボタンをクリックします。
各投稿の「Link Post」リンクから個別で設定も可能です。
設定
General
- Enable
チェックを付けると、新しい投稿に自動的に関連記事が設定されます。 - Amount of Posts
自動的に設定する関連記事の最大件数を指定します。
初期値:3 - Heading text
関連記事一覧の上に表示される見出しテキストを入力します。無効にするには、フィールドを空白にします。
初期値:Related Posts - Excerpt length
関連記事のタイトルの下に表示させる抜粋の長さ(文字数)を指定します。「0」を入力すると無効化されます。
初期値:15
Styling
- Display Image
チェックを付けると関連記事のサムネイル画像が表示されます。 - CSS
プラグインが使用する CSS の編集やカスタム CSS コードの入力ができます。
Misc
- Rebuild posts linkage?
関連記事設定ウィザードを再起動したい場合にクリックします。手動で追加したものも含めて、設定されている関連記事が全て解除されます。 - Remove Data on Uninstall?
プラグインがアンインストール時に全てのプラグインが使用しているデータを完全に削除したい場合には、チェックを付けます。 - Show love?
関連記事一覧の下に「Powered by」リンクを表示するかどうか。
ショートコード
下記のショートコードを使用すると関連記事を表示することができます。
[rp4wp]
パラメータも下記のパラメータが用意されています。
パラメーター
パラメーター名 | 説明 | 初期値 |
id | 関連記事を表示したい投稿 ID を指定します。 | 現在開いている投稿の投稿 ID |
---|---|---|
limit | 関連記事の最大表示件数を指定します。 | -1 |
Gutenberg エディターでの挿入手順
Gutenberg エディターでのショートコードの挿入手順については、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
https://www.hiskip.com/wp/notes/9402.html
専用ウィジェット
表示すると上のような感じになります。
代替プラグイン
Related Posts for WordPress にほしい機能が無かった場合には、
Related Posts for WordPress 以外にも関連記事を表示できるプラグインを記事にしています。
以下では、Related Posts for WordPress を含めて 11 個を簡単に紹介しています。
URL
Related Posts for WordPress – WordPress.org
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