GeoIP Detection:IPアドレスに紐づく地理情報を取得できる
IP アドレスに紐づく地理情報を取得できる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「GeoIP Detection」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
GeoIP Detection
GeoIP Detection は、IP アドレスに紐づく地理情報を取得できます。
取得した情報はテーマ内や他のプラグインで利用可能です。
使用している PHP が IPv6 をサポートしていれば、IPv6 にも対応します。
下記の 5 つの機能を提供します。
geoip_detect2_get_info_from_ip()
指定されたIPの地理情報を検索する。
geoip_detect2_get_info_from_current_ip()
現在のウェブサイトユーザーの地理情報を検索する。
geoip_detect2_get_current_source_description()
現在選択されているソースの人間が読めるラベルを返します。
geoip_detect2_get_external_ip_adress()
ウェブサーバのインターネットアドレスを取得する
geoip_detect2_get_client_ip()
クライアント IP を取得する(リバースプロキシでも)
※各関数の引数や詳細な内容については、API ドキュメントを参照してください。
Contact Form 7 を使用している場合には、以下のショートコードも使用可。
[geoip_detect2_countries mycountry]
[geoip_detect2_user_info]
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 2.9.0
マルチサイトでの利用:可
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
GeoIP Detection – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「GeoIP Detection」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
GeoIP Detection を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
有効化すると
プラグインを有効化すると、下記のような表示がされます。
とりあえずは気にしなくても大丈夫です。
専用メニュー
ダッシュボードの「ツール」メニューの中に追加されています。
使い方
テスト検索用の画面です。
「option」リンクをクリックするとオプション画面が表示されます。