WPTerm:非インタラクティブシェルコマンドを実行できる
非インタラクティブシェルコマンドを実行できる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「WPTerm」です。
その導入手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
WPTerm
WPTerm は、管理画面から非インタラクティブシェルコマンドを実行できます。
WPTerm の主な特徴は、以下のとおりです。
- WPTerm へのアクセスをパスワードで保護可
- 非インタラクティブシェルコマンドを実行するための PHP の関数の指定
- 実行履歴及びスクロールバックバッファーの有無
- ターミナルベルプの参照
- マルチサイト互換(スーパー管理者のみがアクセス可能)
Unix 系 OS(Linux, *BSD など) でのみ動作します。
※Microsoft Windows との互換性無し。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:1.1.7
マルチサイトでの利用:可
Gutenberg エディターでの動作
Gutenberg エディターに追加される機能は無いので、気にする必要は無いです。
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
WPTerm – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「WPTerm」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
WPTerm を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「ツール」メニューの中に追加されています。
使い方
Terminal タブで非インタラクティブシェルコマンドを実行できます。
WPTerm へのアクセスをパスワードで保護可。
簡単な設定項目も用意されています。