皮膚がんの増殖を阻害する化合物が発見される
近畿大学薬学部の杉浦麗子教授らが、
皮膚がんの一種であるメラノーマ(悪性黒色腫)の増殖を選択的に阻害する化合物「ACA―28」を発見。
変異部位の異なる 3 種類のヒトメラノーマ細胞全てで細胞死を誘導できた。
正常な細胞への影響が少なく、副作用が起きにくい新規抗がん剤の開発が期待できる。
正常細胞では添加しても約 60 %が生存できた。
人工的にこのシグナルを活性化した細胞でも同様の結果が得られ、他のがんでの効果も期待される。
朝日新聞、日経新聞、日刊工業新聞の 3 紙にも掲載。
URL
近畿大学薬学部
http://www.phar.kindai.ac.jp/
杉浦麗子 – 近畿大学薬学部
http://www.phar.kindai.ac.jp/genome/member.html
掲載記事 – 近畿大学薬学部
http://www.phar.kindai.ac.jp/topics/assets_c/2017/05/%E6%8E%B2%E8%BC%89%E8%A8%98%E4%BA%8B.pdf