京都大学が光電効果でガン細胞死を誘導する放射線治療法を開発
京都大学アイセムス(物質―細胞統合システム拠点)は2021年7月9日、がん細胞内に電子を発生させてDNAを効率よく切断し、細胞死を誘導する方法を開発したと発表した。
今回開発した手法は、アインシュタインが提唱した、金属原子 ...
米国イリノイ大学が乳がん細胞をほぼ100%死滅させる方法がマウス実験で成功と発表
研究チームがマウスに新たな化合物「ErSO」を投与したところ、乳がん細胞および脳、肺、肝臓、骨などへの転移したがん細胞を含めて95~100%死滅。さらに、大きな腫瘍も検出できないサイズにまで急速に縮小させることに成功した。
樹状細胞がアトピー性皮膚炎の悪化を抑える役割があることが判明
アトピー性皮膚炎では、白血球の一種の「樹状細胞」が免疫のバランスを維持して悪化を抑えていることがマウスを使った実験で分かった、と宮崎大学などの国際研究グループが発表した。従来は反対に、樹状細胞が発症や悪化に関わっていると考えられてきた ...
神戸大学が「光免疫治療」を行う専門施設を設置
神戸大病院(神戸市中央区)は、がん細胞を選択的にたたく新しい「光免疫療法」の治療・研究拠点を神戸・ポートアイランドの同病院国際がん医療・研究センター(ICCRC)に新設した。7日から毎週1回、専門外来を開く。光免疫治療の専門組織は兵庫 ...
卵巣明細胞がんの新規診断マーカーが東ソーより発売開始
研究成果のポイント
・産学連携共同研究により、卵巣がんの新規血清バイオマーカーとしてTFPI2の測定試薬を開発し、東ソー株式会社より発売開始
・CA125のような現行の腫瘍マーカーと比べて卵巣明細胞がんへの特異性が ...