Facebook/Twitterアカウントへスケジュール投稿&ツイートできる:SkyePress
WordPress で公開した記事を Facebook/Twitter に自動投稿&ツイートだけでなくて、
既に公開済みの記事を定期的に再度自動投稿&ツイートさせたい。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「Social Media Auto Post and Schedule – SkyePress」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Social Media Auto Post and Schedule – SkyePress
Social Media Auto Post and Schedule – SkyePress は、
投稿公開時に Facebook/Twitter アカウントへ自動投稿&ツイートできるだけでなくて、
既に公開済みの記事をスケジュール設定に基づいて自動で再投稿&再ツイートができます。
スケジュール設定では、Facebook/Twitter アカウントそれぞれに対して設定可。
再投稿&再ツイート時のメッセージもアカウント毎にカスタマイズできます。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 1.0.1
マルチサイトでの利用:可
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Social Media Auto Post and Schedule – SkyePress – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「SkyePress」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Social Media Auto Post and Schedule – SkyePress を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用テーブル
下記のテーブルを Social Media Auto Post and Schedule – SkyePress 専用のテーブルとして作成し利用します。
テーブル作成時に $wpdb->prefix も使用しているので、マルチサイトにも対応。
class-database.php から CREATE TABLE 文を抜粋(記事用に一部修正)。
CREATE TABLE platform_accounts (
id bigint(20) NOT NULL AUTO_INCREMENT,
user_id bigint(20) NOT NULL,
platform_unique text NOT NULL,
platform_slug text NOT NULL,
platform_app_credentials text NOT NULL,
platform_user_details longtext NOT NULL,
UNIQUE KEY id (id)
);
CREATE TABLE posts (
id bigint(20) NOT NULL AUTO_INCREMENT,
post_id bigint(20) NOT NULL,
type text NOT NULL,
date datetime NOT NULL,
platform_accounts longtext NOT NULL,
content longtext,
attachment bigint(20),
response longtext,
status text,
schedule_id bigint(20),
UNIQUE KEY id (id)
);
CREATE TABLE schedules (
id bigint(20) NOT NULL AUTO_INCREMENT,
name text NOT NULL,
post_type text NOT NULL,
taxonomy longtext NOT NULL,
older_than int(9) NOT NULL,
platform_accounts longtext NOT NULL,
content longtext,
day longtext NOT NULL,
hour longtext NOT NULL,
UNIQUE KEY id (id)
) {$charset};";
事前準備
Facebook へ自動投稿するには、自分の Facebook ユーザー名以外に下記の情報が必要です。
Application ID
Appliction Secret
取得方法の手順は、下記の URL を参考にして下さい。
https://wp-emanon.jp/emanon-pro/sns-count-cache/
Twitter へ自動ツイートするには、自分の Twitter アカウント名以外に下記の情報が必要です。
Access token
Access token secret
API key(旧Consumer key)
API secret(旧Consumer secret)
取得方法の手順は、下記の URL を参考にして下さい。
https://kantaro-cgi.com/blog/external-service/get_twitter_token.html
https://yosiakatsuki.net/blog/create-twitter-application/
有効化すると
プラグインを有効化すると、下記のような画面が表示されます。
左から「プラグインのメニュー」「ドキュメント」「Pro 版へのアップグレード」なので、
ここでは、スルーしても大丈夫です。
専用メニュー
ダッシュボードの「設定」メニューの下に追加されています。
使い方
専用メニュー「Settings」が必要な設定を行います。
Accounts
自動投稿もしくは自動ツイートさせるアカウントを設定します。
Twitter アカウントと連携させる場合の設定画面です。
Facebook アカウントと連携させる場合の設定画面です。
General Settings
- Share when publishing a new Post
WordPress サイト側で記事を公開した時に自動投稿もしくは自動ツイートするかどうか。 - Custom Messages
アカウント設定後、アカウント毎にカスタムメッセージを設定できます。 - Days in advance
スケジュール投稿を実行する際に何日前までの投稿を対象とするかを指定します。
Revive Posts
自動投稿もしくは自動ツイートさせる際のスケジュール設定ができます。
- Schedule Name
スケジュールの名前を入力します。 - Post Type
スケジュール投稿もしくはツイートの対象となる投稿タイプが設定されています。 - Schedule posts older than
何日前までの記事をスケジュール投稿もしくはツイートの対象とするかを日数で指定します。 - Schedule to run every
スケジュール投稿もしくはツイートを実行する曜日を指定します。 - At exactly
スケジュール投稿もしくはツイートを実行する時刻(複数個設定可)を指定します。 - On these platforms
スケジュール投稿もしくはツイート先とする SNS アカウントを指定します。 - Custom Messages
アカウント設定後、アカウント毎にカスタムメッセージを設定できます。
設定が完了したら、「Save Changes」ボタンをクリックして保存します。
あとは、スケジュール通りに実行されるかを確認します。
※WordPress の疑似 cron 機能を利用するので、設定した時刻通りに実行されるとは限りません。
Dashboard
自動投稿もしくは自動ツイートされた際のログなどを確認できます。
URL
Social Media Auto Post and Schedule – SkyePress – WordPress.org