Responsive Posts Carousel:投稿をカルーセルスライダーで表示できる

2018年12月23日

投稿をスライダーもしくはグリッドで表示できる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「Responsive Posts Carousel」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。

Responsive Posts Carousel

Responsive Posts Carousel - WordPress.org

Responsive Posts Carousel は、投稿をカルーセルスライダーで表示できます。

スライダーは専用のショートコードで管理できるので、複数個のスライダーを作成可。
スライダーから除外したい投稿を投稿 ID で指定可。

記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 5.0
マルチサイトでの利用:可

注意事項

このプラグインは、2019 年 5 月 9 日をもってリポジトリが閉鎖され公開終了となりました。
当サイトで紹介している他のスライダー系プラグインの概要を一覧にしています。
もし、良ければ参照してください。
WordPress用スライダープラグイン一覧 – WordPress活用術

Gutenberg エディターでの動作

Gutenberg エディターに追加される機能は無いので、気にする必要は無いです。

Gutenberg エディターでのショートコードの挿入手順

このプラグインは、ショートコードを使用します。
挿入手順については、下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。

https://www.hiskip.com/wp/notes/9402.html

インストール手順

下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Responsive Posts Carousel – WordPress.org

もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。

ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Responsive Posts Carousel」と入力します。

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。

プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。

WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術

日本語化

Responsive Posts Carousel を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。

WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。

※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。

日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。

WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術

専用メニュー

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

ダッシュボードの「コメント」メニューの下に追加されています。

管理画面

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

新規作成・編集・削除・検索ができて、ショートコードが表示されます。

使い方

投稿スライダーを作成するには「Add New」メニューを開きます。

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

スライダーの編集画面からもショートコードを確認することができます。

Content

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

  • Display By
    スライダーで表示する投稿を投稿タイプかタクソノミーで絞り込むかを選択します。
  • Select Post Type
    投稿タイプを選択します。
  • Select Posts
    「Select Post Type」で選んだ投稿タイプの投稿からスライダーで表示したい投稿を選択します。

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

「Display By」で「By Taxonomy」を選択時の内容。

  • Select Taxonomy
    絞り込むタクソノミーを選択します。
  • Select Term
    表示させたいタームを選択します。

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

  • Exclude Posts
    除外したい投稿を投稿 ID で指定します。カンマで区切ると複数指定可。
  • Post Style
    スライダーで表示する投稿スタイルを選択します。
  • Title
    タイトルで表示する投稿メタキーを指定します。
  • Content
    説明で表示する投稿メタキーを指定します。
  • Description Words Length
    説明で表示できる単語の最大数を入力します。

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

  • Read More Button Text
    「続きを読む」ボタンの表示レベルを入力します。空白にすると使用不可にできます。
  • Read More Button CSS Classes
    「続きを読む」ボタンに適用する CSS クラスを指定できます。
  • Link Target
    リンクターゲットを選択します。
  • Disable Post Meta
    チェックを付けるとポストメタデータを非表示にできます。

Slider

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

  • Accessibility
    タブと矢印キーでスライダーを操作できるようにするかどうか。
  • Auto Play
    スライダーを自動再生するかどうか。
  • Bottom Dots
    スライド操作用のドットマークを表示するかどうか。
  • Auto Play Speed
    自動再生時のスライドする間隔をミリ秒単位で指定します。

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

  • Number of Columns(Desktop)
    1 度に表示する投稿数を指定します。992 px 以上の幅の画面に適用されます。
  • Number of Columns(Tablet)
    1 度に表示する投稿数を指定します。992 px よりも小さい幅の画面に適用されます。
  • Number of Columns(Mobile)
    1 度に表示する投稿数を指定します。768 px よりも小さい幅の画面に適用されます。

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

  • Number of Posts To Slide
    一度にスライドする投稿数を指定します。
  • Slide Speed
    スライド速度をミリ秒単位で指定します。
  • Space Between Posts
    スライド間のマージンを px 単位で指定します。

Colors

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

  • Border Width
    枠線の太さを px 単位で指定します。
  • Border Color
    枠線の色を選択します。
  • Border Type
    枠線のタイプを選択します。

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

  • Title Background Color
    タイトルの背景色を選択します。
  • Title Color
    タイトルの文字色を選択します。
  • Description Color
    説明の文字色を選択します。
  • Description Background Color
    説明の背景色を選択します。

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

  • Date Background Color
    日付の背景色を選択します。
  • Date Text Color
    日付の文字色を選択します。
  • Overlay Background Color
    オーバーレイ時の色を選択します。

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

  • Shadow
    影をオフセット値で指定します。
  • Custom CSS
    カスタム CSS コードを入力できます。

Typography

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

  • Title Font Family
    タイトルのフォントを指定します。
  • Title Font Size
    タイトルのフォントサイズを指定します。
  • Description Font Family
    説明のフォントを指定します。
  • Description Font Size
    説明のフォントサイズを指定します。

Arrows

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

  • Arrows
    スライダー操作用の矢印アイコンを表示するかどうか。
  • Arrows Type
    矢印アイコンのタイプを選択します。
  • Arrows Style
    矢印アイコンの形(四角か円形)を選択します。。
  • Arrows Color
    矢印アイコンの色を選択します。
  • Arrows Background Color
    矢印アイコンの背景色を選択します。

Advanced

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

  • Images Size
    サムネイル画像のサイズを選択します。
  • Rows
    各行に含めるスライドの数を設定します。1 以上に設定すると、グリッドモードが初期化されます。
  • Skip Posts
    現在の設定でスライダーで表示する投稿を最初からではなくて、途中から表示したい場合にスキップさせる投稿数を指定します。

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

  • Total Posts
    現在の設定で表示する最大の投稿数を指定します。全てを表示するには、空白のままにします。
  • Slides Per Row
    Rows オプションでグリッドモードを初期化すると、各グリッド行にいくつのスライドがあるかを設定できます。
  • Placeholder Image Url
    アイキャッチ画像の無い投稿にプレースホルダ画像を URL で指定します。

WordPressプラグイン「Responsive Posts Carousel」のスクリーンショット

  • Disable Current Post
    投稿中でスライダーを使用している場合にスライダーから、その投稿をスライドから除外するかどうか。
  • Equal Height Mode
    全ての画像の高さを同じにするかどうか。
  • Images Height
    画像の高さを同じ高さで固定化したい場合に px 単位で指定します。

URL

Responsive Posts Carousel – WordPress.org

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