WP Nofollow Post:外部リンクにnofollowを自動的に追加できる
記事中に貼った「外部リンク」。
SEO 的に rel 属性を設定して、「nofollow」属性値を付けておくと良い場合があります。
でも、過去の記事を全部チェックするのも面倒です。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「WP Nofollow Post」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
WP Nofollow Post
WP Nofollow Post は、投稿記事もしくは固定ページ中に含まれる「外部リンク」に対して、
rel 属性を設定して、「nofollow」属性値を自動的に追加できます。
特定のドメインだけには、nofollow 属性を付加させないこともできます。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 1.0.5
マルチサイトでの利用:可
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
WP Nofollow Post – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「WP Nofollow Post」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
使い方
有効化すると全ての外部リンクに対して nofollow 属性を自動的に追加してくれるので、
全ての外部リンクを対象にしたいなら、何もすることは無いです。
ただし、特定のドメインを付加対象から除外したい場合には、設定が必要です。
設定
ダッシュボードの「設定」メニューの下に「WP Nofollow Post」が追加されています。
- WP Nofollow Post status
プラグインを有効にするか無効にするか
初期値:Enabled - Activate on
nofollow を適応する範囲の設定ができます。
初期値:記事&固定ページが対象 - Exclude nofollow on these domains
ここで設定したドメイン下の外部リンクには nofollow 属性を追加しません。
複数のドメインを設定したい場合には、半角カンマで区切ります。 - Nofollow rels that will be added
rel 属性に追加する属性値を指定できます。
初期値:「external nofollow」 - Dofollow rels that will be removed if found
テキストボックスに入力されている属性値を見つけたら削除します。
初期値:「follow dofollow」 - Remove links on comments
コメントのリンクを削除するかどうか
初期値:Yes(削除する)
Nofollow の運用方法
Google では、次のような場合に nofollow の使用を奨めています。
信頼できないコンテンツ
有料リンク
クロールの優先順位特定のリンクに対して rel="nofollow" を使用する
https://support.google.com/webmasters/answer/96569?hl=ja
また、リンクジューズを外部サイトに渡すのはもったいないから、
「Nofollow」属性を付けましょうと言う記事も見かけますが、
Nofollow を付けた場合のリンクジュースの扱いは、
リンク先には当然渡りませんが、自サイトにも残るのではなくて消滅するそうです。