External Links:サイト全体のリンクの属性値などを管理できる
Google が sponsored と ugc という 2 つの新しいリンク属性を発表し、
その運用を 2019 年 9 月 11 日からスタートすることを発表しました。
既存の nofollow 属性がヒントとして運用されて、
Google 検索に影響を及ぼし始めるのは、現地時間で 2020 年 3 月 1 日からだそうです。
nofollow 属性も引き続き、今まで通りのケースでの使用が推奨されています。
Google に外部リンクの関係性を伝える – Search Console ヘルプ
属性値が増えると言うことは、属性値の管理や変更などが必要になってくるかもしれません。
新しいリンク属性には未対応ですが、
追々サポートしそうな気がするプラグインがあったので、紹介しておきます。
それは「External Links」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
External Links
External Links は、サイト全体の外部リンクと内部リンクの属性値などを管理できます。
主な機能は、以下のとおりです。
- 外部リンクと内部リンクを別々に管理
- 設定を除外するリンクの設定
- 特定の外部リンクと内部リンクの扱いの変更
- リンクを開く際に新しいウィンドウまたはタブで開くかどうか(既存の値に対して上書き可)
- follow または nofollow を追加(既存の値に対して上書き可)
- rel 属性に noopener と noreferrer を追加
- リンクアイコンの追加
- タイトルや CSS クラスなどの他の属性の設定可
- ページ全体(または投稿、コメント、ウィジェットのみ)をスキャン
日本語化対応もされています。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 2.35
マルチサイトでの利用:可
Gutenberg エディターでの動作
Gutenberg エディターに追加される機能は無いので、気にする必要は無いです。
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
External Links – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「External Links」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
External Links は、日本語化対応がされているので、有効化するだけで日本語化されます。
日本語化されない場合には、日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「設定」メニューの下に追加されています。
使い方
デフォルト設定でも動作しますが、設定画面から必要に応じて設定を変更しましょう。
日本語化対応もされているので、説明は省きます。
設定
外部リンク
内部リンク
デフォルトでは無効になっています。
除外リンク
デフォルトでは無効になっています。