Advanced Ads:様々な広告を好きな場所に自動表示できる
今日は、様々な広告を好きな場所に自動表示できる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「Advanced Ads – Ad Manager & AdSense 」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Advanced Ads – Ad Manager & AdSense
Advanced Ads は、様々な広告を好きな場所(デフォルト 7 箇所)に自動表示できます。
表示位置は、手動とヘッダー&フッター・記事上下や記事中・サイドバーに表示できます。
ショートコードも用意されているので、
手動で記事中やテーマ中の任意の場所に表示することもできます。
アフィリエイトコードを含むテキスト広告・画像・Google AdSense 広告等が表示できます。
広告は、グループ化することも可能で、グループ内でのローテーション表示も可能。
ローテーション表示では、広告毎に優先順位を設定することも可。
特定のページ(404 ページ・各アーカイブページ)で広告を非表示にしたり、
特定の権限を持ったログインユーザーには広告を表示しない事も可能。
また、各種クローラー&ボットなどに対しても非表示設定が可能。
日本語化もほぼ対応されているので安心です。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 1.10.4
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Advanced Ads – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Advanced Ads」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Advanced Ads は、日本語化対応がされているので、有効化するだけで日本語化されます。
日本語化されない場合には、日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
有効化すると
プラグインを有効化すると、下記のような表示がされます。
気にしなくても大丈夫です。
専用メニュー
ダッシュボードの「コメント」メニューの下に追加されています。
使い方
使い方の基本的な流れとしては、
広告作成
必要であればグループ作成
広告もしくはグループの表示(設置)場所を決める。
あとは、ひつように応じて設定で設定変更を行います。
では、各メニューについて説明していきます。
※実際のメニューの表示順とは順番が前後します。
概要(Advanced Ads)
一度メニューを表示させると、
「概要」から「Advanced Ads」にメニュー名が変化するみたいです。
表示順も変わります。
メニュー自体はスルーして大丈夫です。
広告
6 種類の広告タイプから選択して広告を作成します。
プレーンテキストとコード
テキスト広告や Amazon などのアフィリエイトコードなどを使用する時に選択します。
Javascript/ HTML/ PHP/ コードを使用でき、ショートコードも使用可能。
PHP や ショートコードを実行したい場合には、チェックを付けます。
表示条件と特定のユーザーに対しての非表示条件の設定ができます。
ダミー
テストしたい場合に選択します。
URL を入力するだけです。
表示条件と特定のユーザーに対しての非表示条件の設定ができます。
リッチコンテンツ
WordPress 標準のコンテンツエディターを使用して広告を作成したい場合に使用します。
ビジュアルエディターとテキストエディターが使用可能。
表示条件と特定のユーザーに対しての非表示条件の設定ができます。
画像広告
メディアライブラリーに登録されている画像を使って広告を作成したい場合に使用します。
表示したい広告を選択し、URL を入力するだけです。
表示条件と特定のユーザーに対しての非表示条件の設定ができます。
広告グループ
既存の広告グループを使って広告を作成したい場合に使用します。
作成済みの広告グループの中からグループを選択します。
表示条件と特定のユーザーに対しての非表示条件の設定ができます。
アドセンス広告
Google AdSense 広告を表示したい場合に使用します。
Google AdSense を表示するのに必要な情報を入力します。
表示条件と特定のユーザーに対しての非表示条件の設定ができます。
グループとローテーション
複数の広告をローテーション表示したい場合にグループを作成します。
「新しい広告グループを追加」ボタンをクリックすると、
「グループのタイトル」を入力する入力フィールドが表示されるので、
タイトルを入力し「保存」ボタンをクリックします。
グループを作成できたら「編集」リンクをクリックして、
各グループに属する広告を追加していきます。
同時に表示できる広告数を指定したり、
ローテーション表示する際の挙動を選択します。
「順序付けられた広告」は、
広告を追加する際に各広告に設定できる重要度に応じてローテーション表示されます。
編集が終わったら「グループを更新します。」ボタンをクリックします。
設置
作成した広告または広告グループを Web サイト上のどこに配置するかを設定できます。
ショートコードやテンプレートタグを使用して、
広告の表示位置を設定したい場合に選択します。
ヘッダーもしくはフッターに広告を表示したい場合に使用します。
記事の上か下もしくは記事中に広告を表示したい場合に使用します。
記事中を選択した場合には、表示位置を細かく制御できます。
サイドバーなどで広告を表示したい場合に使用します。
ウィジェットでは、広告や広告グループも選択できます。
設定
一般
画面一番下の「インポート&エクスポート」リンクから設定をインポートもしくはエクスポートできます。
- 広告を無効にする
広告を表示したくない場所があれば選択します。 - ログインしているユーザーのための広告を非表示します。
特定の権限を持つログインユーザーに対して広告を非表示にしたい場合に選択します。 - 高度なJavaScriptを使用する
高度な JavaScript 関数を使用したい場合にチェックを付けます。
- 無制限の広告の注入
表示する広告の数を制御できます。 - コンテンツ挿入フィルターの優先順位
記事中に挿入する広告の優先順位を指定します。 - レベル制限を無効にします。
段落などのコンテナー要素を無視する場合にチェックを付けます。 - ボットから広告を非表示します。
クローラーやボットに対して広告を非表示にするかどうか。 - 通知を無効にします。
各種通知を無効にするかどうか。
- IDプレフィックス
フロントエンドの class 属性または id 属性の接頭辞を変更できます。 - 広告を管理する編集者を許可します。
「編集者」権限をもつユーザーが広告を管理できるようにするかどうか。 - 広告ラベル
広告の上に表示するラベルを入力します。 - リンクを新しいウィンドウで開く
リンクを新しいウィンドウで開くかどうか。 - アンインストール時にデータを削除します
プラグインのアンインストール時に全てのデータを削除するかどうか。 - ショートコードボタンを無効にします。
ビジュアルエディター上に追加される「ショートコード」ボタンを無効にするかどうか。
- 広告ブロッカーの修正
広告ブロッカーによるサイトデザインの崩れを防止するのに使用します。 - アドブロッカーカウンター
広告ブロッカーを使用している訪問者の数を知りたい場合に使用します。Google アナリティクスのプロパティ ID を入力します。
Google AdSense
Google AdSense 広告に関する設定ができます。
プロ
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トラッキング
有償で提供されるトラッキング機能の説明が表示されます。
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