Log Deprecated Notices：非推奨機能を使用している場所を特定し記録できる
WordPress のバージョンが上がっていくと、
極稀に今まで使えていた機能が非推奨とされる事があります。
そうなると今後のバージョンアップで非推奨とされた機能が廃止されてしまいます。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「Log Deprecated Notices」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Log Deprecated Notices
Log Deprecated Notices は、今後廃止予定の非推奨機能（ファイル・関数・関数の引数）を使用している場所を特定し記録できます。
利用可能な場合はログ一覧で代替方法を表示してくれます。
WP_DEBUG モードにする必要ありませんが、一般的な使用をオススメしているそうです。
WP_DEBUG モードで通常公開される非推奨の通知が記録されます。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン：v 0.4.1
マルチサイトでの利用:可
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Log Deprecated Notices – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Log Deprecated Notices」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Log Deprecated Notices を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト（テーマ・プラグイン）用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「ツール」メニューの中に追加されています。
管理画面
非推奨機能が検出されないと記録されません。
検出できると上のような感じで表示されます。
使い方
バックグラウンドで動作するので、普段どおりの操作をしましょう。