End of Adblock Cycle:バナー広告を非表示にしてるユーザーの割合をモニタリングできる

2016年11月19日

サイトの記事にアクセスしてくるユーザーの中で、
広告を非表示にしてるユーザーの割合を知りたい時があるかと思います。

そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
「End of Adblock Cycle」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。

End of Adblock Cycle

Screenshot of wordpress.org

End of Adblock Cycle プラグインは、
広告をブロックするソフトウェア(Adblock Plus や uBlock)を有効にしているユーザーに対して警告文を表示します。
背景色でページを塗りつぶすこともでき、サイトを閲覧できなくします。

広告を表示・非表示にしているユーザーをカウントし、グラフで表示することができます。
また、グラフをダウンロードできる機能もあります。

設定画面は、作者が日本の方なので、最初から日本語です。

記事を作成時点でのバージョン:v 1.3
マルチサイトでの利用:可

インストール手順

下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
End of Adblock Cycle – WordPress.org

もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。

ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「End of Adblock Cycle」と入力します。

「End of Adblock Cycle」のスクリーンショットです。

検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。

プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。

WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術

使い方

初期設定のままでも、ブロック機能やモニタリング機能が有効になっています。
投稿や固定ページに広告をブロックしているユーザーがアクセスすると警告文を表示したり、
非表示にしてるユーザーの割合をモニタリングできます。

警告文などを変更したい場合には、設定で変更しましょう。

設定

「End of Adblock Cycle」のスクリーンショットです。

各種設定を行うには、
管理画面の「設定」メニューの中にある「End of Adblock Cycle」メニューをクリックします。

「End of Adblock Cycle」のスクリーンショットです。

警告の設定(初期値:有効):
有効にすると警告文が表示されます(無効にする場合にはチェックを外します。)

メッセージ:
警告文で表示するメッセージを設定します。
(htmlタグ使用可)

画像のURL:
警告部に画像も表示する場合には、URL をフルパスで指定します。
未入力可。

塗りつぶしの背景色(初期値:#FFFFFF):
背景色としたい色をカラーコードで指定します。

背景の透明度(初期値:95):
背景の透過具合を 0~100 の値で指定します。

カウントの設定(初期値:有効):
有効にすると広告ブロックをしているユーザーをカウントします。

サンプリングレート(初期値:1):
大量のアクセスがある Web サイト向けの負荷対策です。
(数字を大きくすれば、サーバへの負荷は減るが正確性が損なわれます)

変更したら、「変更を保存」ボタンをクリックします。

・End of Adblock Cycleのログ
「広告をブロックにしているユーザーの割合」がドーナツ風のグラフで表示されます。

URL

End of Adblock Cycle – WordPress.org

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています