Say what:コードを編集不要で翻訳できる:

2019年9月2日

WordPress 本体やプラグインのコードを編集することなく任意の文字列を翻訳できる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「Say what」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。

Say what

Say what - WordPress.org

Say what は、WordPress 本体やプラグインのコードを編集することなく任意の文字列を翻訳できます。
日本語化対応もされています。

記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:2.0.1
マルチサイトでの利用:可

Gutenberg エディターでの動作

Gutenberg エディターに追加される機能は無いので、気にする必要は無いです。

インストール手順

下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Say what – WordPress.org

もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。

ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Say what」と入力します。

WordPressプラグイン「Say what」のスクリーンショット

検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。

プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。

WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術

日本語化

Say what は、日本語化対応がされているので、有効化するだけで日本語化されます。
日本語化されない場合には、日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。

WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。

※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。

日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。

WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術

専用メニュー

WordPressプラグイン「Say what」のスクリーンショット

ダッシュボードの「ツール」メニューの中に追加されています。

使い方

WordPressプラグイン「Say what」のスクリーンショット

WordPressプラグイン「Say what」のスクリーンショット

翻訳したい文字列をファイルを開くなどして探します。

__(), _e() の場合

__('This is a translatable string’, 'text-domain’)
_e('This is a translatable string’, 'text-domain’)

元の文字列:
This is a translatable string

テキストドメイン:
text-domain

テキストの文脈:
未入力

置換文字列:
変わりに表示する文字列を入力します。

_x() の場合

_x('Pounds’, 'Unit of weight’, 'text-domain’);
_x('Pounds’, 'The British currency’, 'text-domain’);

元の文字列:
Pounds

テキストドメイン:
text-domain

テキストの文脈:
Unit of weight

置換文字列:
変わりに表示する文字列を入力します。

The British currency の方は翻訳されません。
The British currency の方も翻訳したい場合には、別途追加する必要があります。

URL

Say what – WordPress.org

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Posted by 管理人