Use Google Libraries:標準のJavaScriptライブラリーをGoogleのCDNから使用できる

2017年11月17日

WordPress に標準で同梱されている JavaScript ライブラリーは、
Google の Ajax API ライブラリーの CDN(Content Distribution Network) でも配信されています。
そうすると CDN サーバーから利用できると自サイトの負荷軽減にも繋がりますよね。

そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「Use Google Libraries」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。

Use Google Libraries

Screenshot of wordpress.org

Use Google Libraries は、WordPress 標準の JavaScript ライブラリーを Google の Ajax API ライブラリーの CDN から使用できます。

このプラグインを利用することで、以下の効果を得られます。

  • 訪問者の Web ブラウザーでキャッシュされている可能性が高くなります。
  • CDN サーバーから利用することで自サイトの Web サーバーの負荷軽減につながります。
  • 利用可能な場合にライブラリの圧縮されたバージョンを使用できます。
  • Google のサーバーは、要求元の Web ブラウザと HTTP 圧縮で通信してくれます。

サポートしているライブラリーとコンポーネントは以下のとおりです。

  • Dojo(http://dojotoolkit.org/)
  • jQuery(http://jquery.com/)
  • jQuery UI(http://ui.jquery.com/)
  • MooTools(http://mootools.net/)
  • Prototype(http://www.prototypejs.org/)
  • script.aculo.us(http://script.aculo.us/)
  • swfobject(http://code.google.com/p/swfobject/)

記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 1.6.2.3
マルチサイトでの利用:可

インストール手順

下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Use Google Libraries – WordPress.org

もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。

ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Use Google Libraries」と入力します。

WordPressプラグイン「Use Google Libraries」のスクリーンショット

検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。

プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。

WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術

日本語化

Use Google Libraries は、国産プラグインなので日本語化を気にしなくても大丈夫です。
Use Google Libraries は、バックグラウンドで動作します。
専用メニュー・設定画面も含めて何も無いので、日本語化を気にする必要は無いです。

専用メニュー

Use Google Libraries には、専用メニューは無いです。

使い方

プラグインを有効にするだけでバックグラウンドで動作します。

URL

Use Google Libraries – WordPress.org

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