SiteTree：HTMLとXML用サイトマップを生成できる
HTML と XML 用サイトマップを生成できる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「SiteTree」です。
その導入手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
SiteTree
SiteTree は、HTML(HTML5) と XML（画像も含む）用サイトマップを簡単に生成できます。
独自のキャッシュ機能も搭載し、WP Super Cache にも対応。
WP Super Cache が動作中でも、サイトマップを自動的に更新できます。
投稿（カスタム投稿を含む）と固定ページは、投稿編集画面でサイトマップから除外設定可。
robots.txt にサイトマップから除外したページの Disallow ルールを自動出力可。
また、サイトマップの構造も出力可。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン：3.1
Gutenberg エディターでの動作
Gutenberg エディターに専用機能が追加されます。
インストール手順
SiteTree をインストールするには 2 種類の方法があります。
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化する。
SiteTree – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面からインストールできます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「SiteTree」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
SiteTree を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト（テーマ・プラグイン）用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「ダッシュボード」メニューの中に追加されています。
それぞれのサイトマップを有効にすると、
設定を行えるメニューが「設定」メニューの中に追加されます。
使い方
サイトマップの生成はデフォルトでは無効になっているので、
ダッシュボードメニューの方のメニューから有効にできます。
「Active」ボタンをクリックするとサイトマップが現在の設定で生成されます。
Site Tree の方は、出力先の固定ページを選択するとボタンがクリックできるようになります。
Google Sitemap の場合
Google Sitemap をアクティブにすると上のような感じになります。
「Deactive」リンクは、マウスカーソルを合わせると表示されます。
View リンクからサイトマップを確認できます。
Configure をクリックすると、
サイトマップに出力する投稿タイプが再選択できるようになります。
Google Sitemap の設定
A Disallow:
- rule for each permalink excluded from the Sitemap.
robots.txt にサイトマップから除外したコンテンツ用の Disallow ルールを追記するかどうか。 - The permalink of the Sitemap.
サイトマップのパーマリンクを追記するかどうか。
Site Tree の場合
Site Tree の方は、出力先の固定ページを選択するとボタンがクリックできるようになります。
Site Tree をアクティブにすると上のような感じになります。
「Deactive」リンクは、マウスカーソルを合わせると表示されます。
View リンクからサイトマップを確認できます。
Configure をクリックすると、
出力先ページとサイトマップに出力する投稿タイプが再選択できるようになります。
Site Tree の設定
- List position
固定ページの出力順を選択します。 - List title
リストのタイトルを入力します。 - Home page
リストの上部に「ホームページ」へのリンクを表示するかどうか。 - Only primary pages
全ての子ページを除外するかどうか。 - List style
リストの形式を選択します。
- List position
投稿の出力順を選択します。 - List title
リストのタイトルを入力します。 - Group by
投稿を指定したグループで分けて出力できます。 - Order by
投稿の並び順を選択します。
- Sticky posts
おすすめの投稿をリストの一番上に表示するかどうか。 - Show
抜粋を表示するかどうか。 - Comments count
各投稿のコメント数も表示するかどうか。 - Publication date
投稿の公開日を表示するかどうか。 - Max. number of entries
サイトマップに出力できる投稿数の最大値を指定します。「Advanced Settings」の値が優先されます。
初期値：100
- Max. number of items
出力できる総アイテム数の最大値を指定します。100 を超えないことを推奨。
初期値：100
投稿と固定ページを出力除外するには
Gutenberg エディター・クラシックエディターの両方で設定可。
「This is a Ghost Page」は、固定ページだけで表示される項目です。
チェックを付けると、自動的に両方のサイトマップから除外されます。
WP Super Cache がページをキャッシュするのを防ぎ、
「robots.txt」ファイルにパスを表示せずにページをクローラーから非表示にできます。
代替プラグイン
SiteTree にほしい機能が無かった場合には、
SiteTree 以外にもサイト内検索を強化できるプラグインを記事にしています。
以下では、SiteTree を含めて 6 個を簡単に紹介しています。