Google XML Sitemaps:サイトマップの生成と送信を自動でできる

2016年12月14日

サイトやブログを公開すると、やっぱり多くの方に訪問してもらいたいですよね。
サイトへの主な流入先は、Google や Bing などの検索エンジンからの流入が多くなります。

各検索エンジンは、検索結果でページを表示するための情報をインデックス化し、
随時更新しています。
インデックス化する際に必要な情報を集めるためにクローラー(bot)と呼ばれるものを使って情報を集めています。

そのクローラーが、各サイトに到着した際にサイトの構造を分からずにいると効率よく情報を集められずに去ってしまう場合があります。
なので、クローラーにサイトの構造を理解してもらうために情報を提供してあげる必要があります。

そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「Google XML Sitemaps」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。

Google XML Sitemaps

Screenshot of wordpress.org

Google XML Sitemaps は、検索エンジンのクローラーが、サイトの巡回時に構造を理解できる xml サイトマップの生成と検索エンジンへの xml ファイルの送信を自動で行えます。
xml ファイルに含める・含めないページの種類やカテゴリーの選択等ができたり、
更新頻度や優先順位の設定もできます。

ほぼ日本語化対応もされているので、安心して使うことができます。

記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 4.0.9
マルチサイトでの利用:不可

インストール手順

下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Google XML Sitemaps – WordPress.org

もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。

ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Google XML Sitemaps」と入力します。

WordPressプラグイン「Google XML Sitemaps」のスクリーンショット

検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。

プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。

WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術

使い方

使い方と言っても特に何かをする必要は無いです。
投稿や固定ページが公開されると、
「Google XML Sitemaps」が自動で xml ファイルを更新して、
設定によっては、自動的に Google や Bing に通知してくれます。

設定

WordPressプラグイン「Google XML Sitemaps」のスクリーンショット

ダッシュボードの「設定」メニューの中に「XML-Sitemap」というメニューが追加されています。

基本的な設定

WordPressプラグイン「Google XML Sitemaps」のスクリーンショット

インデックスファイル(xml)の URL などが画面上部に表示されます。
Google ウェブマスターツールや Bing ウェブマスターツールを使っているのであれば、
表示されている URL を登録しておきましょう。

WordPressプラグイン「Google XML Sitemaps」のスクリーンショット

通知を更新

Google や Bing へ更新を通知するかどうかの設定ができます。
基本的には、ここの項目は、初期値のままで良いと思います。

高度な設定

ここも初期値のままにしておくのが無難だと思います。
下手に変更するとサーバーへの負荷増大に繋がってしまいますので、
共有のレンタルサーバーだと他の利用者に迷惑をかけることにもなります。

追加ページの設定

WordPressプラグイン「Google XML Sitemaps」のスクリーンショット

説明文にもあるとおり、
このプラグインを動かしているドメイン以外のドメインの URL を含めたい場合には、
ここで、そのページを追加することができます。

優先順位などの設定も合せてします。

投稿の優先順位

WordPressプラグイン「Google XML Sitemaps」のスクリーンショット

コメント欄を閉じて運用しているブログであれば、
初期設定の「コメント数」にしていても意味が無いので、「優先順位を自動的に計算しない」に設定しておきましょう。

Sitemapコンテンツ

WordPressプラグイン「Google XML Sitemaps」のスクリーンショット

xml ファイルに含める・含めないを指定できます。
カスタム投稿タイプも含めることができます。

含めない項目

WordPressプラグイン「Google XML Sitemaps」のスクリーンショット

xml ファイルに含めないカテゴリーと個別記事を指定できます。

更新頻度の設定

WordPressプラグイン「Google XML Sitemaps」のスクリーンショット

メモにも記載されていますが、この設定をクローラーも考慮に入れますが、
その頻度でクロールするかどうかは分かりませんので、深く考えなくても大丈夫だと思います。

優先順位の設定

WordPressプラグイン「Google XML Sitemaps」のスクリーンショット

代替プラグイン

Google XML Sitemaps にほしい機能が無かった場合には、
Google XML Sitemaps 以外にもサイト内検索を強化できるプラグインを記事にしています。
以下では、Google XML Sitemaps を含めて 6 個を簡単に紹介しています。

サイトマップを生成できるWordPressプラグイン一覧

URL

Google XML Sitemaps – WordPress.org

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