Limit Login Attempts Reloaded:ログイン画面でのログイン試行回数を制限できる
ログイン画面でのログイン試行回数を制限できる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「Limit Login Attempts Reloaded」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Limit Login Attempts Reloaded
Limit Login Attempts Reloaded は、ログイン画面でのログイン試行回数を制限できます。
設定した試行回数を超えた場合には、その IP アドレスを一時的にブロックします。
リバースプロキシサーバーの IP アドレスにも対応。
ロックアウトのログ保存や管理者へのメール通知機能もあります。
また、ホワイトリスト&ブラックリスト機能も備えています。
Woocommerce ログインページと XMLRPC も保護してくれます。
GDPR にも準拠しています。
※このプラグインは、Johan Eenfeldt 氏による Limit Login Attemps のコードに基づいています。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 2.7.1
マルチサイトでの利用:可
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Limit Login Attempts Reloaded – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Limit Login Attempts Reloaded」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Limit Login Attempts Reloaded を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「設定」メニューの中に追加されています。
使い方
プラグインはデフォルトの設定で動作しています。
必要であれば設定を変更します。
Total lockouts:
ロックアウトされた総数が表示されます。
GDPR compliance:
GDPR に準拠するかどうか
Lockout:
- allowed retries
ログイン試行回数を設定します。
初期値:4 回 - minutes lockout
ロックアウト時間を分単位で設定します。
初期値:20 分 - lockouts increase lockout time to
ロックアウト時間を延長するロックアウト回数を設定します。
初期値:4 回 - hours
設定したロックアウト回数を超えた場合のロックアウト時間を時単位で設定します。
初期値:24 時間 - hours until retries are reset
試行回数をリセットするまでの時間を時単位で設定します。
初期値:12 時間
- Lockout log
ロックアウトログを保存するかどうか。 - Email to admin after
管理者にメール通知するかどうか。 - lockouts
メール通知が有効のの場合に指定したロックアウト回数ごとにメール通知します。
初期値:
- (Whitelist)One IP or IP range (1.2.3.4-5.6.7.8) per line
ホワイトリストの対象とする IP アドレス(範囲指定可)を 1 行ごとに指定します。 - (Whitelist)One Username per line
ホワイトリストの対象とするユーザーネームを 1 行ごとに入力します。 - (Blacklist)One IP or IP range (1.2.3.4-5.6.7.8) per line
ブラックリストの対象とする IP アドレス(範囲指定可)を 1 行ごとに指定します - (Blacklist)One Username per line
ブラックリストの対象とするユーザーネームを 1 行ごとに入力します。
実際に表示させると上のような感じで表示されます。