各種更新時に自動的にアクティブになるメンテナンスページが作れる:Maintenance Switch

2018年11月14日

各種更新時に自動的に有効になるメンテナンスページを簡単に作ることができる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「Maintenance Switch」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。

Maintenance Switch

Screenshot of wordpress.org

Maintenance Switch は、各種更新時に自動的に有効になるメンテナンスページが作れます。
WordPress 本体、プラグインとテーマ更新時に自動的にアクティブになります。
もちろん、手動でのアクティブ化もできます。

プレビュー機能も備えています。

どのユーザー権限がメンテナンスモードに切り替えられるかを設定したり、
フロントエンドでメンテナンスモードを迂回できるかを設定できます。
メンテナンスページは、エラーコード 503「サービスを利用できません」を返します。

※メンテナンスモードをオンにすると、
メンテナンスファイル(maintenance.php)が生成され、
WordPress インストールフォルダにコピーされます。

記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 1.5.2

インストール手順

下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Maintenance Switch – WordPress.org

もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。

ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Maintenance Switch」と入力します。

WordPressプラグイン「Maintenance Switch」のスクリーンショット

検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。

プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。

WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術

日本語化

Maintenance Switch を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。

WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。

※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。

日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。

WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術

専用メニュー

WordPressプラグイン「Maintenance Switch」のスクリーンショット

ダッシュボードの「設定」メニューの下に追加されています。

WordPressプラグイン「Maintenance Switch」のスクリーンショット

管理バーにメニューが追加されています。

使い方

WordPressプラグイン「Maintenance Switch」のスクリーンショット

必要な設定を行った後に管理バーからメンテナンスモードに切り替えるだけです。

Maintenance Switch

Display

WordPressプラグイン「Maintenance Switch」のスクリーンショット

  • Maintenance page HTML
    メンテナンスページとして使用する HTML コードを入力します。
  • Use theme file
    maintenance.php を作成している場合には、上の HTML コードの代わりにメンテナンスページとして使用できます。

「Create file in the theme」ボタンをクリックすると、maintenance.php を生成できます。
正常に生成されると「Delete file in the theme」ボタンに変化します。

ページのプレビュー表示も可能です。

Permissions

WordPressプラグイン「Maintenance Switch」のスクリーンショット

  • Switch ability
    役割は管理者バーのメンテナンスボタンにアクセスできるユーザーを権限で指定します。
  • Bypass ability
    メンテナンスページを迂回できるユーザーを権限で指定します。IP アドレスを追懐して迂回させることもできます。

Behavior

WordPressプラグイン「Maintenance Switch」のスクリーンショット

  • Code 503
    メンテナンスページが、ステータスコード 503 を返すようにするかどうか。

代替プラグイン

Maintenance Switch にほしい機能が無かった場合には、
Maintenance Switch 以外にも近日公開かメンテナンスページが作れるプラグインを記事にしています。
以下では、Maintenance Switch を含めて 9 個を簡単に紹介しています。

近日公開かメンテナンスページが作れるWordPressプラグイン一覧

URL

Maintenance Switch – WordPress.org

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