Search & Replace:データベース内の文字列を検索し一括置換できる

2018年11月18日

データベース内の文字列を検索し一括置換できる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「Search & Replace」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。

Search & Replace

Screenshot of wordpress.org

Search & Replace は、データベース内に含まれる文字列を検索し一括置換できます。
ドメイン URL を検索し置換することもできます。
データベースプリフィックスも変更することができます。

テスト実行やバックアップ機能も備えています。

記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 3.1.2
マルチサイトでの利用:可

インストール手順

下記の 文字列 から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Search & Replace – WordPress.org

もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。

ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Search & Replace」と入力します。

WordPressプラグイン「Search & Replace」のスクリーンショット

検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。

プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。

WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術

日本語化

Search & Replace を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。

WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。

※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。

日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。

WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術

専用メニュー

WordPressプラグイン「Search & Replace」のスクリーンショット

ダッシュボードの「ツール」メニューの中に追加されています。

使い方

使い方は、検索する文字列と置換後の文字列を入力し、
検索対象とするテーブルを選択して「Do Search & Replace」ボタンをクリックします。

Backup Database

バックアップ用の SQL ファイルの生成とダウンロードができます。

WordPressプラグイン「Search & Replace」のスクリーンショット

WordPressプラグイン「Search & Replace」のスクリーンショット

Search & Replace

WordPressプラグイン「Search & Replace」のスクリーンショット

  • Search for
    検索する文字列を入力します。
  • Replace with
    置換後の文字列を入力します。
  • Select tables
    検索対象とするテーブルを選択します。複数選択可。Windows の場合は Ctrl + クリック、Mac の場合は Cmd ? Click で複数のテーブルを選択します。
  • Select all tables
    全選択もしくは全解除の選択ができます。
  • Dry Run
    テスト実行をするかどうか。
  • Export SQL file or write changes to DB?
    「Dry Run」が未チェックの場合に選択可能。データ更新処理とともにバックアップ SQL ファイルを出力するかどうか。
  • Use GZ compression
    「Dry Run」が未チェックの場合に選択可能。出力する SQL ファイルに gzip 圧縮を行うかどうか

Export SQL file with changes:
データ更新とともにバックアップされた SQL ファイルがダウンロードできます。

Save changes to Database:
データ更新のみを行います。

実行例

http://www.google.co.jp を http://www.yahoo.co.jp に置換してみました。

WordPressプラグイン「Search & Replace」のスクリーンショット

成功すると上のようなメッセージが表示されます。

WordPressプラグイン「Search & Replace」のスクリーンショット

「View Details」リンクをクリックすると、更新した内容を一覧で確認できます。

WordPressプラグイン「Search & Replace」のスクリーンショット

WordPressプラグイン「Search & Replace」のスクリーンショット

正しく更新されています。

Replace Domain URL

現在のサイトを別のドメインに移行する場合に使用します。
「Replace with」フィールドに新しい URL を入力し、
「Replace Domain / Url」をクリックしてデータベースのバックアップを作成できます。

WordPressプラグイン「Search & Replace」のスクリーンショット

  • Search for
    表示項目のため変更不可。
  • Replace with
    新しいドメインが含まれる URL を入力します。
  • Change database prefix
    データベースプリフィックスを変更したいかどうか。
  • Current prefix
    表示項目のため変更不可。
  • New prefix
    「Change database prefix」をチェック時に入力可。新しいデータベースプリフィックスを入力します

SQL Import

WordPressプラグイン「Search & Replace」のスクリーンショット

バックアップ用に生成しダウンロードした SQL ファイルをアップロードできます。

Credit

WordPressプラグイン「Search & Replace」のスクリーンショット

URL

Search & Replace – WordPress.org

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Posted by 管理人