Agy:簡単な年齢確認ができる
モーダルウィンドウを表示して簡単な年齢確認ができる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「Agy – Age verification for WooCommerce」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Agy – Age verification for WooCommerce
Agy は、モーダルウィンドウを表示して簡単な年齢確認ができます。
カスタマイザーを使用してプレビューで確認しながらデザインをカスタマイズできます。
投稿ごと・固定ページごと、またはカテゴリごとに年齢確認を行うかどうかを指定できます。
未登録ユーザーにのみ年齢確認を行うことができます。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 4.0.8
Gutenberg エディターでの動作
Gutenberg エディターに追加される機能は無いので、気にする必要は無いです。
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Agy – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Agy」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Agy を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
有効化すると
「Skip」をクリックしましょう。
専用メニュー
ダッシュボードの「設定」メニューの下に追加されています。
使い方
まずは、WordPress 標準の外観カスタマイザーを開きます。
「Agy」というセクションが追加されているので探します。
配色、表示テキスト文字列、背景画像、ロゴなどをカスタマイズできます。
その後、設定画面から必要な設定を行います。
一般(General)
- Upload your overlay background image
オーバーレイの背景色を選択するか背景画像を選択することができます。 - Container width
モーダルウィンドウの幅を px 単位で入力します。
初期値:650 px - Layout Mode
モーダルウィンドウのレイアウトを選択します。 - Z-Index Age Gate Box
モーダルウィンドウの Z インデックスを指定します。
初期値:99999 - Z-Index Age Gate Overlay
オーバーレイの Z インデックスを指定します。
初期値:99999
- Upload your logo
ロゴ画像を選択します。 - Background image(left column)
2 カラムモードの際の左側の背景画像を選択します。
- Use blur effect
ぼかし効果を適用するかどうか。 - Blur effect container
ぼかし効果を適用するコンテナを指定します。
初期値:#page - Blur effect strength
ぼかし効果の強さを指定します。
初期値:3
テキスト(Texts)
- Headline
見出しを入力します。 - Instructions Text
年齢確認の手順を記載します。
- Enter Button Label
「入る」ボタンのラベルを入力します。 - Exit Button Label
「退出」ボタンのラベルを入力します。 - Separator Text
「入る」と「退出」ボタンを区切るラベルを入力します。
- Subtitle
サブタイトルを入力します。 - Logo Slogan
ロゴスローガンを入力します。
配色(Colors)
- Headline color
見出しの文字色を選択します。 - Instruction color
手順テキストの文字色を選択します。 - Separator color
セパレーターの色を選択します。 - Subtitle color
サブタイトルの文字色を選択します。 - Logo slogan color
ロゴスローガンの色を選択します。
- Enter Button – Background Color
「Enter」ボタンの背景色を選択します。 - Enter Button – Font Color
「Enter」ボタンの文字色を選択します。 - Exit Button – Background Color
「Exit」ボタンの背景色を選択します。 - Enter Button – Font Color
「Exit」ボタンの文字色を選択します。
表示例
レイアウトモードが「One Column」の場合。
レイアウトモードが「Two Columns」の場合。
設定(Settings)
制限事項(Restrictions)
- Display Mode
ディスプレイモードを選択します。 - Minimum Age
閲覧できる最小の年齢を入力します。
初期値:18 歳 - Whitelist or Blacklist
リスト機能をホワイトリストにするかブラックリストにするかどうか。
- Select Pages
選択した固定ページを含めるか、もしくは除外するか。 - Select Posts
選択した投稿を含めるか、もしくは除外するか。 - Select Categories
選択したカテゴリの全ての投稿を含めるか、もしくは除外するか。
オプション設定(Options)
Exit URL:
「Exit」ボタンをクリックするとジャンプするリダイレクト先 URL を入力します。
Active the Testmode:
テストモードをアクティブにするかどうか。
Session name:
年齢確認時に使用するセッションキーの名前を入力します。
Show for unregistered users only
未登録ユーザーにのみ年齢確認ウィンドウを表示するかどうか。
代替プラグイン
Agy にほしい機能が無かった場合には、
Agy 以外にも年齢確認ができるプラグインを記事にしています。
以下では、Agy を含めて 4 個を簡単に紹介しています。