Pre-Publish Checklist：確認用チェックリストを作成できる
投稿を公開する前の最終確認用のチェックリストを作成できる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「Pre-Publish Checklist」です。
その導入手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Pre-Publish Checklist
Pre-Publish Checklist は、カスタム投稿を含む投稿と固定ページなどを公開する前の最終確認用のチェックリストを作成できます。
投稿タイプ毎に異なるチェックリストを作成可。
各投稿のチェックリストのチェック状況は一覧画面で確認可。
チェックリストの全てのチェックが未完了時の公開ボタンクリック時の動作を制御可。
選択できる動作は、以下の通りです。
- 全てのチェックが付くまで公開不可
- 警告メッセージを表示し、公開するかどうかを確認
- 警告メッセージ無しで通常通り公開（予約投稿）
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン：1.1.0
Gutenberg エディターでの動作
Gutenberg エディターに専用機能が追加されます。
インストール手順
Pre-Publish Checklist をインストールするには 2 種類の方法があります。
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化する。
Pre-Publish Checklist – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面からインストールできます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Pre-Publish Checklist」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Pre-Publish Checklist を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト（テーマ・プラグイン）用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「設定」メニューの中に追加されています。
使い方
まずは、「Checklist」タブからチェックリストを作成します。
投稿タイプ毎にチェックリストを作成できます。
作成したチェックリスト一覧。
項目を新規追加する場合。
チェックリストが作成できたら、
設定タブからチェックが未完了時の公開ボタンの動作を設定します。
一般設定（General Settings）
Prevent User from Publishing Page/Post:
チェックリストの全ての項目にチェックが付いていないと投稿の公開ができません。
Warn User Before Publishing:
警告メッセージが表示されます。このまま公開するかも訪ねてきます。
Do Nothing and Publish:
警告メッセージもなく通常通り投稿が公開されます。
Post Types:
チェックリストを表示する投稿タイプを選択します。
表示例
Gutenberg エディターの場合。
チェックを付けると上のような感じになります。
クラシックエディターでも動作可。
投稿一覧では全ての投稿のチェック状況を確認できます。