Export User Data:ユーザーデータをエクスポートできる
ユーザーデータをエクスポートできる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「Export User Data」です。
その導入手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Export User Data
Export User Data は、WordPress 標準のユーザーデータテーブル wp_users と wp_usermeta に保存されているユーザーデータをエクスポートできます。
Export User Data の主な特徴は、以下のとおりです。
- 全ての標準ユーザーフィールドをエクスポート
- ユーザーのメタデータをエクスポート
- ユーザー権限毎にユーザーをエクスポート
- ユーザーの登録日を日付で範囲指定してエクスポート
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:2.1.3
Gutenberg エディターでの動作
Gutenberg エディターに追加される機能は無いので、気にする必要は無いです。
インストール手順
Export User Data をインストールするには 2 種類の方法があります。
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化する。
Export User Data – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面からインストールできます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Export User Data」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Export User Data を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
管理画面の「ユーザー」メニューの中に追加されています。
使い方
User Meta Fields:
エクスポートするユーザーデータのフィールドを選択します。
Format:
エクスポート時の出力形式を選択します。
Stored Options:
指定したオプションを後でも使うために設定を名前を指定して保存できます。
高度なオプションを表示時
Standard User Fields:
user_loginなどの標準ユーザープロファイルフィールドを含めるかどうか。
Role:
ユーザー権限でエクスポートするユーザーをフィルタリングしたい場合に選択します。
User Roles:
全てのユーザー権限を含めるかどうか。
Registered:
ユーザーの登録日でフィルタリングしたい場合に開始日と終了日を指定します。
Limit Range:
エクスポート時に最初のユーザーを出力させたくない場合、
Offset にスキップするユーザー数を指定します。
また、最大出力件数を指定したい場合には、Total に最大値を入力します。