抗がん剤と食事の相互作用検索サービスが4月公開へ
城西大学などは、抗がん剤の相互作用を回避する最適な食事レシピを検索するシステムを開発した。
同大は、抗がん剤と食事の相互作用などのデータベース(DB)を保有している。クラウドシステムと人工知能の技術を活用し、このDBに蓄積された情報を患者やその家族が簡単に検索できる仕組みをジャパンモード、ミツイワと開発した。
利用者は、スマートフォンなどで服薬している抗がん剤名を入力すれば、避けるべき食べ物や、相互作用を避ける最適なレシピの情報を得ることができる。レシピは、城西大学の学生が考案し、優秀なものを順次追加公開する。
4月頃からサービス提供を開始する予定。将来的には、医薬品とサプリメントの相互作用を検索したり、身体計測データと連携して具体的な健康アドバイスを提供したりできるようにする。
備考
・食品‐医薬品相互作用データベース
管理栄養士・栄養士、薬剤師、医師、看護師等の医療従事者が対象。
・抗がん剤と食事の相互作用・禁忌食品データベース
大阪府立病院機構 大阪国際がんセンターと協働し作成。
一般の方が対象ですが、管理栄養士・栄養士、薬剤師、医師、看護師等の医療従事者にも有益だそうです。
食品‐医薬品相互作用データベース&抗がん剤と食事の相互作用・禁忌食品データベース – 城西大学薬学部 編纂
http://www.josai.ac.jp/education/pharmacy/fdin_db/