迷惑メールのヘッダー情報を解析して、サーバー管理者に通報できるようにしてくれるサービス「spamcop.net」
最近、日本の有名企業からのメールであると偽装して送られてくる
迷惑メール多いですよね。
メールフィルタなどで検知してくれたりするので
被害に遭う可能性は少ないと思います。
文句の一つも言いたくなるのも人情。
でも、通報先も分からないし、どーやって調べていいのかも分からないですよね。
そんな時に便利なサービスがあります。
「spamcop.net」です。
□「spamcop.net」とは
送られてくるメールには、必ず送信元や送信先などのヘッダー情報が格納されていて
その情報を元にして、「spamcop.net」が自動で解析をしてくれます。
解析結果を元にして、送り主ではなくて、
メールの発信元のサーバーを管理している管理者に通報できる
メールアドレスを表示してくれます。
英文になりますが、「spamcop.net」に送ってもらうこともできます。
また、ヘッダーやメール本文に載っているメールアドレス等は解析時に伏せてくれて
しかも通報するときも「spamcop.net」が発行してくれる専用メールアドレスで送ってくれるので
こちらのメールアドレスを知られる心配もありません。
□使い方
まずは、下記のURLにアクセスします。
アクセスしたら、画面左上の「Report Spam」タブをクリックします。
そうするとサービスへの無料登録フォームの画面が表示されるので
必要事項を入力します。
Display name：
ログイン時に右上に表示される名前です。
Email address：
パスワードがメールで自動発行されるので、受信できるメールアドレスを指定します。
※hotmailでも受信出来ました。
Enter code：
いたずら防止やボット対策で、画像に表示されている文字を入力します。
読みにくかったら、画像の右側にある更新アイコンをクリックしましょう。
以上の３項目が入力できたら、「Send … email」ボタンをクリックします。
正常に処理が終われば、
先ほど入力したメールアドレスにメールが送信されているので
確認しましょう。
メールにはパスワードが記載されているので大事に保管しておきましょう
※忘れても再発行してくれます。
赤枠で囲んでいるリンクからログイン画面に移動できます。
Username（登録したメールアドレス）とパスワードを入力して
あとは、オートログインを維持する期間を指定して
「Login」ボタンをクリックします。
ログインするとメール解析フォームが表示されるはずなので
ヘッダー情報を含含んだメールの内容をフォームに
コピー・アンド・ペーストなどで貼り付けます。
そして、「process Spam」ボタンをクリックします。
解析処理が開始されるので、解析が終わるまで待ちましょう。
解析が終わると結果画面に自動で切り替わります。
解析した結果から、サーバー管理者のメールアドレスが表示されて
チェックボックスが付いているメールアドレスに対して
「Send Spam Report(s) Now」をクリックすると「spamcop」から送信されます。
□URL
spamcop.net：
http://www.spamcop.net/