ImDisk Toolkit:1つまたは複数のRAMディスクを作成できる

1 つまたは複数のRAMディスクを作成できる Windows 用のフリーソフト『ImDisk Toolkit』の紹介です。

ImDisk Toolkitとは

ImDisk Toolkit

ImDisk Toolkitは、1 つまたは複数のRAMディスクを作成できます。
ImDisk Toolkitの主な機能は、以下のとおりです。

  • 1 つまたは複数のRAMディスクを作成。
  • イメージファイルまたはシステムメモリを使用して、仮想ドライブを作成可。
  • Windows エクスプローラー上で、ファイルを右クリックして仮想ドライブとしてマウント可。
  • 32 ビットの Windows 上で 4 GB 制限を超えるメモリ割り当てをサポート。

記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:20220826

入手方法

下記から ImDisk Toolkit をダウンロードします。
ImDisk Toolkit ダウンロードページ – sourceforge.net

インストール手順

ダウンロードした圧縮ファイルを解答して、install.exe をダブルクリックします。

あとは、インストーラーに従っていくだけです。

Install ボタンをクリックすると、インストールが開始されます。

インストール完了です。

初回起動時

General Setting メニューから簡単な設定を行いましょう。

使い方

RAM ディスクを作成するには「RamDisk Configuration」メニューを選択します。

RAM ディスクとして使用する容量を指定します。

Allocate Memory Dynamically:
メモリを動的に割り当てたい場合にはチェックを付けます。

後はドライブレターとファイルシステムを選択します。

Lanch at Windows Startup.

「Set TEMP Variables…」ボタンを押したときの画面。
デフォルトのままでも大丈夫です。

「高度な設定」タブ。

作成しようとしている RAM ディスクを仮想ドライブとしてマウントしたい場合には、
ここでイメージファイルやフォルダを指定します。

「OK」ボタンをクリックすると表示される画面です。

warning:the fast startup feature of windows is enabled.
this can lead to some issues:
the system writes the ramdisk content onto the hard drive at shutdown, and restores it at startup.
the data synchronization feature of ImDisk Toolkit does not work at system shutdown.

open the Shutdown settings to disable the fast startup.

日本語に訳すと

「警告:Windows の高速スタートアップ機能が有効になっています。
高速スタートアップ機能が、幾つかの問題を引き起こす可能性があります。
OS は、シャットダウン時に RAM ディスクの内容を物理ドライブに書き込み、
OS 起動時に復元しています。
ImDisk Toolkit のデータ同期機能は OS のシャットダウン時に機能しません。
シャットダウン設定を開き、高速スタートアップを無効にしてください。」

消えては困るデータを RAM ディスクで保管するのなら
高速スタートアップ機能を無効にしましょうと言うことです。

RAMディスクのベンチマークスコア

DDR4-3200 で、これぐらいの速度が出てますね。

仮想ドライブ作成

仮想ドライブを作成するには「Mount Image File」メニューを選択します。

仮想ドライブ管理

仮想ドライブ管理ツールを使うには「ImDisk Virtual Disk Driver」メニューを選択します。

対応OS

64 ビット版を含む Windows XP/ Vista/ 7/ 8/ 10/ 11

入手先

ImDisk Toolkit ダウンロードページ – sourceforge.net

RAMディスク

Posted by 管理人