Optimizer:Windows最適化&カスタマイズ支援ツール
Windows の最適化&カスタマイズを支援する Windows 用フリーソフト『Optimizer』の紹介です。
Optimizer
Optimizer は、Windows の最適化&カスタマイズを行うことができます。
Optimizer の主な特徴は、以下のとおりです。
- システムとネットワークのパフォーマンスを高速化
- 不要な Windows サービスの無効化
- Windows テレメトリーの無効化
- Office のテレメトリーの無効化(2016 でのみ動作)
- Cortana(コルタナ)の無効化
- Windows 10 の自動更新の無効化
- 人気のあるアプリケーションの一括ダウンロードが可能
- UWP アプリをアンインストール可能
- システムドライブのクリーンアップ
- 一般的なレジストリの問題を修正可能
- ping 送信と応答時間の計測が可能
- SHODAN.io で IP を検索可能
- DNS キャッシュのフラッシュ
- 起動時に実行される不要なプログラムの削除(スタートアップ管理)
- Microsoft Edge のダウンロードフォルダの変更
- hosts ファイルの編集
- デスクトップでの右クリックメニューに項目を追加可能
- 実行ダイアログにカスタムコマンドを定義可能
- 設定ファイルによるサイレント実行のサポート
- ポータブル版として動作するためインストールも不要
動作させるには .NET Framework 4.5.2 以降が必要。
Windows Server 2008/ 2012/ 2016/ 2019 でも /unsafe スイッチを使用すると実行可能。
作者さんのページによると Windows を新規にクリーンインストールした後で、
使用することをお勧めしています。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:7.4
入手方法
下記から「Optimizer」をダウンロードします。
Optimizer(Releases) – GitHub.com
Optimizer – GitHub.com
注意事項
Ver 7.4 実行時に Windows Defender などのアンチウイルスソフトが警告を表示します。
使用時には念のため、ウィルスチェックをした上で使用しましょう。
インストール手順
ダウンロードした Optimizer-7.4.exe を好きな場所に置くだけです。
あとは、Optimizer-7.4.exe をダブルクリックで起動します。
使い方
Optimizer のメイン画面です。
Universal
Enable Performance Tweaks | Performance Tweaks を有効にする |
---|---|
Disable Fax Service | Fax Service を無効にする |
Disable Compatibility Assistant | Compatibility Assistant を無効にする |
Disable Network Throttling | ネットワークの帯域幅調整を無効にする |
Disable Error Reporting | エラーレポートを無効にする |
Disable SmartScreen | SmartScreen を無効にする |
Disable Windows Defender | Windows Defender を無効にする |
Disable HomeGroup | HomeGroup を無効にする |
Disable Sticky Keys | Windows の固定キー(Sticky Key)機能を無効にする |
Disable System Restore | システムの復元を無効にする |
Disable Superfetch | スーパーフェッチを無効にする |
Disable Print Service | プリントサービスを無効にする |
Disable Telemetry Tasks | テレメトリータスクを無効にする |
Disable Media Player Sharing | メディアプレーヤーの共有を無効にする |
Disable Office 2016 Telemetry | Office 2016 テレメトリーを無効にする |
Windows 10
Enable Classic Volume Mixer | クラシックボリュームミキサーを有効にする |
---|---|
Disable Automatic Updates | 自動更新を無効にする |
Disable Windows Ink | Windows Ink ワークスペースを無効にする |
Enable Taskbar Color | タスクバーの色を有効にする |
Exclude Drivers from Updates | アップデートからドライバを除外する |
Disable Spelling & Typing | スペルチェックと文章校正を無効にする |
Disable Quick Access History | クイックアクセス履歴を無効にする |
Disable Telemetry Services | テレメトリーサービスを無効にする |
Disable Xbox Live | Xbox Live を無効にする |
Disable Start Menu Ads | スタートメニュー広告を無効にする |
Enhance Privacy | プライバシーを強化する |
Disable Game Bar | ゲームバーを無効にする |
Enable Dark Theme | ダークテーマを有効にする |
Disable Cloud Clipboard | クラウドクリップボードを無効にする |
Disable Insider Service | Windows Insider サービスを無効にする |
Uninstall OneDrive | OneDrive をアンインストールする |
Disable Cortana | Cortana を無効にする |
Disable Feature Updates | 機能アップデートを無効にする |
Disable My People | マイピープルを無効にする |
Disable Sensor Services | センサーサービスを無効にする |
Disable Notification Center | 通知センターを無効にする |
Enable Long Paths | 長いパスを有効にする |
Remove Cast To Device | デバイスへのキャストを削除する |
UWP Apps
インストール済みの UWP アプリのアンインストールができます。
Startup
スタートアップの管理を行えます。
Common Apps
人気のあるソフトウェアの一括ダウンロードが可能です。
ダウンロード後にインストールすることもできます。
Cleaner
システムドライブのクリーンアップを行えます。
一時ファイルの削除
ごみ箱を空にする
Windows + IIS ログの削除
メディアプレーヤーのキャッシュの削除
ブルースクリーンエラーの Minidumps の削除
エラーレポートの削除
Pinger
Ping 送信と結果の表示・IP の検索を行えます。
Hosts
Hosts ファイルの編集を行えます。
※タブを開くと実際には、Hosts ファイルが読み込まれて表示されます。
Registry
以下の一般的なレジストリの修正を行うことができます。
タスクマネージャ
実行ダイアログ
コマンドプロンプト
右クリックメニュー
コントロールパネル
Windows ファイアウォール
フォルダオプション
レジストリエディタ
Also Restart Explorer to apply changes
変更を適用するためにエクスプローラを再起動します。
一部の変更には、必要な場合があります。
Integrator
ここでは、デスクトップの右クリックメニューをカスタマイズすることができます。
任意のプログラム
フォルダへのショートカット
ウェブページへのリンク
あらゆる種類のファイル
コマンド
アイテムのアイコンと位置をカスタマイズできます。
また、SHIFTキーを押さないとアクセスできないように非表示にすることも可能。
SHIFT キーを押したときだけアクセスできるようにすることもできます。
実行ダイアログにカスタムコマンドを作成することができます。
キーワードを入力するだけで、簡単にアプリケーションを起動することができます。
Options
対応OS
64 bit 版を含む Windows 7/ 8/ 8.1/ 10/