NetworkUsageView:ネットワークの利用状況を表示できる
使用中などの Windows PC のネットワークの利用状況を表示できる Windows 用フリーソフトの紹介です。
『NetworkUsageView』です。
NetworkUsageView
NetworkUsageView は、Windows 8/10 の SRUDB.dat に保存されているネットワークの利用状況を表示できます。
NetworkUsageView で取得&表示可能な値は、以下のとおりです。
- レコードID:SRUDB.dat 内のレコードの ID。
- タイムスタンプ: レコードが作成された日時。
- アプリ名: アプリケーションまたはサービスの名前。
- アプリの説明: アプリケーションまたはサービスの説明。
- ユーザー名: SRUDB.dat で指定されたユーザー SID に従ったユーザーの名前。
- ユーザー SID:ユーザーの SID。
- 送信バイト数:指定したアプリ/サービスが送信した合計バイト数。
- 受信バイト数:指定したアプリ/サービスが受信した合計バイト数。
- ネットワークアダプタ: データの送受信に使用されたネットワークアダプタの名前。
「アプリ名」が .exe ファイル名の場合、
説明は .exe ファイルのバージョンリソースから取得されます。
「アプリ名」がサービスの場合、説明はサービスの説明文字列から取得されます。
外付けドライブからファイルを読み取る場合、「ユーザー名」フィールドは空となります。
「ネットワークアダプタ」フィールドは、リモートおよび外部ドライブモードでは空となります。
使用中の PC だけではなくて、
リモート PC や保存してある SRUDB.dat を解析することも可能。
表示されるログは、期間等を指定して絞り込むことも可能。
デフォルトでは、レコード全件が表示されるが、
アプリケーション毎やユーザー毎に集計しての表示も可能。
利用状況をテキストファイル・CSV ファイル・HTML ファイル・ XML ファイルとして出力可能。
コマンドラインオプションもサポートしています。
インストールも不要。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 1.25
入手方法
下記から「NetworkUsageView」をダウンロードします。
NetworkUsageView – 公式サイト
NetworkUsageView – 窓の杜
インストール手順
ダウンロードした ZIP ファイルを解凍してできたフォルダを好きな場所に置くだけです。
あとは、フォルダの中にある「NetworkUsageView.exe」を管理者権限で起動するだけです。
す。
使い方
起動すると、SRUDB.dat からデータの読み込みが開始されます。
管理者権限で起動していない場合には、読み込み開始前に確認メッセージが表示されます。
読み込みが終了すると上のような感じで表示されます。
ヘッダー列をクリックすると並び替えも可能です。
右クリックメニューも用意されています。
各行をダブルクリックなどすると詳細情報がポップアップ表示されます。
列の表示・非表示の選択も可能。
「Options」メニューの Advanced Options から、
使用中の PC 以外の SRUDB.dat に変更することができます。
また、表示ログを日時で範囲指定して絞り込んだり、
アプリケーション毎やユーザー毎に集計しての表示の選択も可能。
読み込み先を変更したい場合には、ファイルを指定します。
リモート PC のも読み込めます。
対応OS
64 bit 版を含む Windows 8/ 8.1/ 10/