WakeMeOnLan：リモートPCの電源を簡単にオンにできる

2021年1月22日

リモートワークで自宅で作業をしていて、
あの資料が会社の PC の中だと思ったけども、
会社の PC の電源が入ってないから困った事がないですか。

そんな時に便利な Windows 用フリーソフトの紹介です。
『WakeMeOnLan』です。

1. WakeMeOnLan
2. 入手方法
3. インストール手順
4. 日本語化
5. 使い方
6. 対応OS
7. 入手先

WakeMeOnLan

WakeMeOnLan は、Wake-on-LAN（WOL）パケットをリモートコンピュータに送信して、
1 台以上の PC の電源を簡単にオンにすることができます。

コマンドラインから、コンピューター名、IPアドレス、または MAC アドレスを指定して、
リモート PC の電源をオンにすることもできます。
コマンドラインのパラメーターについては、配布元ページにて記載されています。

・システム要件と制限事項
一部の Windows 8/ 10 では、ブロードキャストアドレスが 255.255.255.255 に設定されていると、ウェイクアップ機能が機能しません。
IP アドレスに応じたブロードキャストアドレスに設定する必要があります。

Wake-on-LAN 機能がリモートコンピューターでサポートされ、
有効になっている場合にのみ、リモートコンピューターをオンにできます。
Wake-on-LAN 機能は有線ネットワークでのみ機能します。

リモートコンピューターで Wake-on-LAN 機能を有効にするには、：
一部のコンピューターでは、BIOS のセットアップで有効にする必要があります。
それ以外では、ネットワークカードのプロパティで、
ネットワークアダプタの「電源管理」タブまたは「詳細設定」タブに移動し、
Wake-on-LAN 機能をオンにする必要があります。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン：v 1.87

入手方法

下記から「WakeMeOnLan」をダウンロードします。
WakeMeOnLan – 公式サイト

インストール手順

ダウンロードした WakeMeOnLan.exe をダブルクリックするだけで起動できます。

ダウンロードした ZIP ファイルを解凍してできたフォルダを好きな場所に置くだけです。
あとは、フォルダの中にある「WakeMeOnLan_64.exe」をダブルクリックするだけです。

日本語化

上記から ZIP ファイルをダウンロードします。
ダウンロードした ZIP ファイルを解凍してできた「WakeMeOnLan_lng.ini」
WakeMeOnLan_64.exe があるフォルダに配置するだけで日本語化完了です。

使い方

メイン画面です。
まず最初に行うことは、ネットワークをスキャンします。
ネットワークスキャンを開始するには、F5 キーを押すだけです。
WakeMeOnLan は、あらかじめ設定されている IP アドレスの範囲をスキャンするので、
スキャン実行前に「高度な設定」ウィンドウ（F9）に移動して、
スキャンする IP アドレス範囲を確認し必要であれば変更しましょう。

なお、WakeMeOnLan によって収集された全てのコンピューター情報は、
次回以降 WakeMeOnLan の使用時に読み込むために構成ファイル（WakeMeOnLan.cfg）に保存されます。

ネットワークを複数回スキャンすることもできます。
ネットワーク上に新しいコンピューターがある場合は、一覧に追加されます。

ネットワークをスキャンする度に
全てのコンピューターの現在のステータスも更新されます。
「オン」（緑色のアイコン）または「オフ」（赤色のアイコン）。
古いコンピューターがある場合は「選択したアイテムの削除」でリストから削除できます。

ネットワークをスキャン後、必要なコンピューターの電源を入れるには、
目的のコンピューターを右クリックし右クリックメニューから、
「選択したコンピューターを起動」（F8）を選択するだけです。