PeaZip:180以上のファイル形式をサポートした圧縮・解凍ソフト
圧縮・解凍ソフトというと有名な物をあげると
+Lhaca v0.76(2007/07/14)
Lhasa v0.20(2010/10/10)
などがあるかと思います。
ただ、いずれも最終更新日から月日が経ちすぎています。
そうなると不具合や脆弱性が見つかったとしても修正される可能性は低くなります。
定期的にアップデートされている圧縮・解凍ソフトは無いかと探してみるとありました。
『PeaZip』です。
そんな時に便利なフリーソフトがあります。
PeaZipの特徴
PeaZip は、180 以上のファイル形式をサポートしたオープンソースの圧縮・解凍ソフト。
ZIPや7z、RAR、CABといった圧縮ファイルから始まり、
マイナーな圧縮ファイルも解凍できます。
また、圧縮においても
7Z / ARC / BZ2 / GZ / *PAQ / PEA / QUAD / BALZ / TAR / UPX / WIM / XZ / ZIP 書庫の作成・変換に対応しています。
UI はフォルダビューとファイルビューから成る左右分割型の2ペイン構成です。
UI も同梱の「ja.txt」を読み込ますだけで、日本語化されるので便利です。
圧縮・解凍以外の機能も豊富。
書庫ファイルが破損していないかをチェックできるテストする機能。
ファイルを復元できないようにする完全削除する「安全消去機能。
GUIからタスクスケジューラーを利用して、
自動で定期的にファイルやフォルダをバックアップする機能。
なとがあります。
また、v 5.8.0 から
UTF-8でエンコードされたファイル名をもつ書庫ファイルが作成・展開可。
VMDK、VDI、QCOW2 といった仮想ディスクイメージ形式が読込可。
拡張子ベースで 188 のファイル形式もサポート。
入手方法
下記から PeaZip をダウンロードします。
PeaZip – github.io
インストール手順
ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックして起動します。
あとは、インストーラーに従っていくだけです。
インストール時のスクリーンショットは、下記のリンク先にあります。
ご参考にされたい方は、どうぞ。
https://www.hiskip.com/installguide/compression/PeaZip.html
日本語化
PeaZip のメイン画面です。
英語のままでは使いにくいので、日本語化します。
インターフェイスを日本語化するには、
メニューから「Options」>「Localization」サブメニューを選択し
ファイル選択ダイアログが表示されるので、
同梱されている「ja.txt」を指定して「開く」をクリックします。
英語から日本語に変更されたら成功です。
使い方(圧縮の場合)
圧縮したいファイルやフォルダを(複数選択可)選択して、
メニューの「変換」をクリックします。
・変換タブ
圧縮するタイプ、パスワードを指定したり、圧縮後元ファイルを削除するなどを
指定できます。
・高度タブ
・コンソールタブ
・スケジュールタブ
設定できたら、「OK」ボタンをクリックします。
使い方(解凍の場合)
解凍したいファイルやフォルダを(複数選択可)選択して、
メニューの「解凍」をクリックします。
・解凍タブ
解凍先などを指定できます。
・高度タブ
・コンソールタブ
・スケジュールタブ
設定できたら、「OK」ボタンをクリックします。
その他
PeaZip を起動して、圧縮&解凍しなくても
圧縮&解凍したいファイルやフォルダを選択して、右クリックメニューを呼び出しても
圧縮&解凍ができます。
・テスト機能
破損チェックやインストールされているアンチウイルスソフトでウィルスチェックができます。
・安全消去
復元できないようにファイルを完全削除できます。
メニュー一覧
設定画面
対応OS
64bit 版を含む Windows 95/ 98/ NT/ 2000/ XP/ Vista/ 7/ 8/ 8.1/ 10/ 11/