Advanced Order Export For WooCommerce：注文データを簡単にエクスポートできる
WooCommerce の注文データを簡単にエクスポートできる WooCommerce 用プラグインの紹介です。
それは「Advanced Order Export For WooCommerce」です。
その導入手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
- 1. Advanced Order Export For WooCommerce
- 2. インストール手順
- 3. 日本語化
- 4. 専用メニュー
- 5. 使い方
- 5.1. 注文データでのフィルタリング（Filter by order）
- 5.2. 商品データでのフィルタリング（Filter by product）
- 5.3. 顧客データでのフィルタリング（Filter by customers）
- 5.4. クーポンデータでのフィルタリング（Filter by coupons）
- 5.5. 請求書データでのフィルタリング（Filter by billing）
- 5.6. Filter by shipping
- 5.7. アイテムとメタデータでのフィルタリング（Filter by item and metadata）
- 5.8. Misc settings
- 5.9. Set up fields to export
- 5.10. プレビュー
- 6. 簡単一括出力Profiles
- 7. Profiles
- 8. Status change jobs
- 9. Scheduled jobs
- 10. Tools
- 11. URL
Advanced Order Export For WooCommerce
Advanced Order Export For WooCommerce は、WooCommerce の注文データをエクスポートできます。
エクスポートできるファイルの形式は、以下のとおりです。
- .xls
- .csv
- .xml
- .json
- .tsv
- .html
エクスポートするデータには注文データ以外にも以下の情報を含めることができます。
- 注文詳細
- 顧客情報
- 商品属性
- クーポン情報
出力する列フィールドは、列数・列名・表示順などを細かく設定可。
出力する注文データも条件を細かく指定して絞り込むことができます。
また、エクスポートする前に出力データのプレビュー表示可。
詳細を細かく指定してのエクスポートだけでなくて、
注文一覧から出力したい注文を選択しての一括エクスポートも可能（xlsx のみ対応）
商品別の売上集計データまたは、顧客別の売上集計データもエクスポート可。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン：3.1.4
マルチサイトでの利用:可
インストール手順
Advanced Order Export For WooCommerce をインストールするには 2 種類の方法があります。
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化する。
Advanced Order Export For WooCommerce – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面からインストールできます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Advanced Order Export For WooCommerce」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Advanced Order Export For WooCommerce を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト（テーマ・プラグイン）用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
管理画面の「WooCommerce」メニューの中に追加されています。
使い方
- Filter orders by
「Date range」で絞り込む日付の項目を選択します。 - Date range
日付の範囲を指定します。 - Orders range
注文番号の範囲を指定します。 - Export filename
エクスポートするファイルのファイル名の書式を指定します。 - Format
エクスポートする際のファイルの形式と日付と時刻の書式を選択します。 - Sort orders by
出力データの並び順を指定できます。
Date range では、「Summary Report By Products」にチェックを付けて、
「Express export」ボタンをクリックすると商品別の売上集計データをエクスポートできます。
また、「Summary Report By Customers」にチェックを付けて、
「Express export」ボタンをクリックすると顧客別の売上集計データをエクスポートできます。
商品カテゴリー・作成者・商品・商品タクソノミー・商品のカスタムフィールド・商品属性・メタデータを指定して絞り込めます。
注文データでのフィルタリング（Filter by order）
- Don’t export child orders
子注文をエクスポートしないかどうか。 - Export refunds
払い戻しした注文もエクスポートするかどうか。 - Mark exported orders
エクスポートした注文に目印を付けるかどうか。 - Export unmarked orders only
目印のない注文のみをエクスポートするかどうか。 - Order statuses
注文ステータスで絞り込めます。 - Custom fields
特定のカスタムフィールドで絞り込めます。
商品データでのフィルタリング（Filter by product）
- Export all products from the order
注文から全ての商品をエクスポートするかどうか。 - Skip fully refunded items
全額払い戻しの商品をスキップするかどうか。 - Product categories
商品カテゴリーで絞り込めます。 - Vendors/creators
商品ヘンダーもしくは商品作成者で絞り込めます。 - Products
商品で絞り込めます。 - Products SKU
商品の SKU で絞り込めます。
- Product taxonomies
商品の分類で絞り込めます。 - Product custom fields
商品のカスタムフィールドで絞り込めます。 - Variable product attributes
バリエーション商品の属性で絞り込めます。 - Item meta data
アイテムのメタデータで絞り込めます。 - Exclude products
指定した商品を除外できます。
顧客データでのフィルタリング（Filter by customers）
- Usernames
ユーザー名で絞り込めます。 - User roles
ユーザーのユーザー権限で絞り込めます。 - Custom fields
カスタムフィールドで絞り込めます。
クーポンデータでのフィルタリング（Filter by coupons）
- Any coupon used
使用したクーポンだけを対象にするかどうか。 - Coupons
クーポンで絞り込めます。
請求書データでのフィルタリング（Filter by billing）
- Billing locations
請求先住所で絞り込めます。 - Payment methods
支払い方法で絞り込めます。
Filter by shipping
- Shipping locations
商品の配送先で絞り込めます。 - Shipping methods
送料の扱いで絞り込めます。
アイテムとメタデータでのフィルタリング（Filter by item and metadata）
- Item names
各種アイテム名で絞り込めます。 - Item metadata
アイテムのメタデータで絞り込めます。
Misc settings
- Format numbers (use WC decimal separator)
番号をフォーマット（WC 小数点区切り記号を使用）するかどうか。 - Export all order notes
全ての注文メモをエクスポートするかどうか。 - Export refund notes as Customer Note
払い戻しメモを顧客メモとしてエクスポートするかどうか。 - Strip tags from Product Description/Variation
商品の説明/バリエーションからタグを削除するかどうか。 - Cleanup phone (export only digits)
電話番号をクリーンアップ（数字のみエクスポート）するかどうか。 - Shipping fields use billing details(if shipping address is empty)
配送フィールドに請求の詳細を使用するかどうか（配送先住所が空の場合）。 デバッグ出力を有効にするかどうか。 - Custom PHP code to modify output
出力を変更するためのカスタム PHP コードを使用するかどうか。
Set up fields to export
Add products as rows.
製品を行として追加します。
Add products as columns.
製品を列として追加します。
Add products as one row.
製品を 1 行として追加します。
Fill order columns for all rows.
注文列の全ての行を入力します。
Fill order columns 1st row only.
注文列の 1 行目のみを入力します。
Add coupons as rows.
クーポンを行として追加します。
Add coupons as columns.
クーポンを列として追加します。
Add coupons as one row.
クーポンを 1 行として追加します。
Drag rows to reorder exported fields
ドラッグしてエクスポートするフィールドの出力順を変更できます。
出力時の列名ラベルもカスタマイズできます。
出力するフィールドを選択し追加できます。
プレビュー
「Preview」ボタンをクリックすると出力内容が画面に表示されます。
簡単一括出力Profiles
注文一覧から注文を選択して一括出力できます。
Profiles
Pro 版のみの機能です。
Status change jobs
Pro 版のみの機能です。
Scheduled jobs
Pro 版のみの機能です。
Tools
このプラグインの設定をエクスポートもしくはインポートするためのコードを取得できます。